ランダム問題【OT専門：第59～45回】

広汎性発達障害に対する作業療法でみられる症状はどれか。

60歳の男性。Alzheimer型認知症。若いころから日曜大工が趣味で、本棚や花檀などを作っていた。1年前から食事をしたことを忘れるようになった。最近、置き忘れた財布を「盗まれた」などと言い、家庭内でのトラブルが多くなり精神科を受診して入院となった。作業療法導入時、「ここは学校ですか。私は仕事がありますので帰ります」と言い、作業療法室内を歩き回り、他の患者に対する怒声や暴言が観察された。
　この時期の作業療法士の対応で優先すべきなのはどれか。

糖尿病性ケトアシドーシスに関連する呼吸はどれか。

26歳の女性。幼少期は手がかからず、人見知りはなかった。小学校では友人とのおしゃべりが苦手で、一人で読書をすることを好んだ。中学校では、場の雰囲気に合わせて対応できず、孤立しがちで、一時不登校となった。成績は優秀で理系の大学院を修了後、大手企業に就職した。しかし、上司に接客態度を注意され、同僚とも馴染めず、1か月で退職した。急な退職を心配した両親に付き添われ精神科を受診した。
　この患者の生活歴から最も考えられるのはどれか。

80歳の女性。右利き。脳梗塞急性期の頭部MRI 拡散強調像を別に示す。この患者の症状で考えられるのはどれか。