第50回(H27) 理学療法士国家試験 解説【午前問題6~10】

 

6 この患者が基本動作練習を開始した際に観察されるのはどれか。

1. 左側からの方が起き上がりやすい。
2. 座位練習で右手を支持に使うことができない。
3. 立位保持では両下肢に均等に荷重ができる。
4. 車椅子駆動の際に廊下の左壁によくぶつかる。
5. 練習を繰り返しても装具装着の手順を間違える。

解答4

解説

 

 

 

 

 

7 19 歳の男性。オートバイ事故による頭部外傷で入院加療中。受傷後1 か月。JCS(Japan coma scale)はⅠ- 1 。右上下肢はよく動かすが、左上下肢の筋緊張は亢進し、上肢屈曲位、下肢伸展位の姿勢をとることが多い。座位保持は可能であるが、体幹の動揺がみられる。
この時期の理学療法で適切なのはどれか。2 つ選べ。

1. 介助なしでのT 字杖を用いた歩行練習
2. 臥位での左上肢のFrenkel 体操
3. 座位での左下肢筋の持続伸張
4. 立位でのバランス練習
5. 階段を降りる練習

解答3/4

解説

 

 

 

 

 

8 62 歳の男性。5 年前に脊髄小脳変性症と診断され、徐々に歩行障害が進行している。体幹失調が顕著で、下肢には協調運動障害があるが筋力は保たれている。歩隔をやや広くすることで左右方向は安定しているが、前後方向への振り子様の歩容がみられる。最近になって自力歩行が困難となり、理学療法で歩行器を用いた歩行を練習している。
この患者の歩行器に工夫すべき点で適切なのはどれか。

1. サドル付型を用いる。
2. ピックアップ型を用いる。
3. 歩行器は軽量のものを選ぶ。
4. 上肢支持面の側方に重錘を装着する。
5. 上肢支持面は前腕部で支持できる高さにする。

解答5

解説

 

 

 

 

 

9 25 歳の女性。交通事故で頸椎脱臼骨折を受傷した。脊髄ショック期は脱したと考えられる。MMT で、肘屈曲は徒手抵抗に抗する運動が可能であったが、手関節背屈は抗重力位での保持が困難であった。肛門の随意的収縮は不能で、肛門周囲の感覚も脱失していた。
目標とする動作で適切なのはどれか。

1. 起き上がり
2. 自動車運転
3. 側方移乗
4. 電動車椅子操作
5. トイレ移乗

解答1

解説

 

 

 

 

 

次の文により10、11 の問いに答えよ。
27 歳の男性。企業のラグビー選手として試合中に転倒し、左肩痛を訴えて受診した。来院時のエックス線単純写真を下図に示す。

10 この写真から判断できる所見はどれか。

1. 肩腱板断裂
2. 肩甲上腕関節脱臼
3. 肩鎖関節脱臼
4. 鎖骨骨折
5. 上腕骨骨頭骨折

解答3

解説

 

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