以前、『飲み会のネタに!!!体の不思議7選~豆知識編~』で取り上げた【薬指が動かない】を詳しく説明したいと思います。
夏休みの自由研究で「なにしよう・・・」と悩んでいる君のためにも、分かりやすく説明します。

 

内容のおさらい

薬指が動かない。

パーの状態から、「中指」だけ曲げて机に手を置きます。
この時、中指以外の指は思いきり開いた状態にしましょう。
その状態で、「薬指」を机から離せますか?

 

上がりませんよね(笑)

 

これは、可動域の問題でできないのです。

 

この記事は、この理由について解説していきたいと思います。

 

 

詳しい理由の説明

まず、手の指はどれほど曲がるかご存知でない方が多いと思います。
実際に、「ぐいっ」と自力で曲げてみましょう。

 

20°ぐらいでしょうか?
まあ、曲がりますよね。

 

 

では、次に中指だけ折り曲げてみます。
おやっ」となったのではないでしょうか?

 

中指を曲げるだけで、薬指もついてきますよね?

 

 

薬指も中指と一緒に、約90°まで曲がってしまうんです。

 

 

それは、筋肉の走行に関係しています。
特に、「長掌筋」や「深指屈筋」と呼ばれるものです。
ここでは、「長掌筋」を例にとり図で説明します。

 


長掌筋はこれです。

 

 

少し拡大して見てみます。

筋肉は、ゴムのように収縮して、両端につく骨を近づけたり遠ざけたりする働きをします。

 

 

赤い丸で囲いましたが、長掌筋が4本の指につながっているのが分かりますか?
この筋肉が、「
人差し指から小指まで」指の骨に腱を介して、つながっているのがいるのです。

 

 

言い換えると、一本の指が動くと、他の指も引っ張られてしまうことを意味します。

 

 

ここまでくれば、薬指が上がらなかった理由が見えてきたんじゃないでしょうか?
中指を曲げたことにより、薬指が長掌筋に引っ張られ一緒に曲がってしまう。
引っ張られているので、薬指を動かそうとしても上がらなかったわけです。

 

 

余談・・・

じゃあ、なんで人差し指と小指は連動しないか?と思ったかもしれません。


これは、人差し指と小指とだけ、単独で動かせる筋肉があるのです。
そのため、長掌筋などが人差し指や小指を連動させて動かそうとしても、大丈夫なわけです。

人体に筋肉は、骨格筋だけでも約400種類あるのです。
今回の図はかなり省略して説明しましたが、手にはもっとたくさんの筋肉があります。

それらは、有効に効率的に使えるときもあれば、このように少し制限を受けるときもあるんですね。

 

まとめ

  • 長掌筋や浅指屈筋が原因。
  • その筋肉が4本の指につき、他の指が動いたときに引っ張ってしまう。
  • 中指を曲げたたため、薬指が引っ張られてしまい、上げようとしても上がらなかった。

 

この記事を読んでいただいて、少しでも体の面白さを感じてもらえればうれしいです。
また小学生の自由研究にも一役立ててもらえればと思います。

 

本日は読んでくださってありがとうございました。
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