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人間の目の盲点!「理学療法士が教える視神経乳頭の実験と少しの余談」

大川

この実験は面白いですよ!
お前からハードルあげてくるなんて珍しいな!

でこちゃん

大川

それぐらい面白いんです!
目には、盲点と言って見えない場所があるんですよ(^^)/
またまたー!!
そんなわけないでしょう。

でこちゃん

大川

1人で簡単に実験できるのでやってみてくださいね!
MEMO
仕事をしているとうっかりして人が何かを見落としてしまう経験はありませんか?
うっかりミスを表現するとき、「盲点」という言葉を使います
実は、人の目には「盲点」があります。
そこは、まったくものが見えません。
「盲点」は、このことから派生した言葉なのです。
なぜ盲点ではものが見えないのでしょうか。
この記事では、「その語源となった実験」を実際に体験してもらおうと思います。

視神経乳頭とは?

目の参考図を用意しました。
目を横から見た断面図です。

 

視細胞と脳を結んでいる視神経は、「網膜」全体に張り巡らされています。
それで光刺激を受容し、私たちは物が見えているのです。
その視神経の数は、約120万本にも及びます。
さらに、網膜には光を感知する「視細胞」は1億個以上あると言われています。

 

 

その1本1本が眼球の奥の方に向かって収束していき収束します。
1本の太い視神経となります。
1本の視神経が脳へと向かうために、眼球の壁(強膜)を突き抜ける必要があります。
一点のことを「視神経乳頭」といいます。

 

 

盲点はこの「視神経乳頭」です。
特徴として、視神経乳頭は、視神経が集まって、1本の束になっているだけではありません。
眼球から血管が通り、血液の出入りをしている場所でもあります。
そのため、視神経乳頭には光を感じる細胞(視細胞)がないのです。
この部分に集まった光は、信号として脳まで届きません。
つまり、脳では「見えない」と判断されるのです。

 

 

では、実際にその「見えない」実験を体験してみましょう。

実験方法

視神経乳頭は、フランスの物理学者エドム・マリオットにより発見されました。
そのため、マリオット暗点(マリオット盲点、マリオット盲斑)とも言います。
マリオット博士とボイル博士が共同で発見した方法を使うと、盲点が確認できます。

 

 

方法

1. 画面と顔を平行にして、下のイラストを見ましょう。

2. 左目を閉じて、右目で左の「王冠」を見つめて、画面と目の間隔をゆっくり近づけていきましょう。

 

結果

右側にある「眼鏡」が完全に見えなくなるポイントがあるはずです。

 

注意点

間隔は人によって変わります。
近づけてうまくいかなかったら、ゆっくり話してみたり、再びゆっくり近づけたりしてみてください。

おおお!!
本当だ!!
すごいすごい!!

でこちゃん

大川

でしょう(*´▽`*)

視神経乳頭が障害されると・・・

視神経乳頭は、視神経がたくさん集まる厚みのある層なので、中央部分は少し凹んでいます。
その凹みのことを「視神経乳頭の陥凹〈かんおう〉(乳頭陥凹)」といいます。
このような理由で、視神経乳頭の陥凹はだれにでもみられます。

 

しかし、その凹みが標準的な大きさよりも大きい場合があるのです。
これを「陥凹拡大」と呼びます。
検診などで視神経乳頭の異常として指摘されることが多いのが「陥凹拡大」です。

 

視神経乳頭の陥凹拡大が起きる病気の代表は、「緑内障」です。

 

緑内障は、眼球内の圧力「眼圧」に圧迫されて、視神経の本数が少しずつ少なくなっていく病気です。
その結果、視野の中に見えない部分が生じて、病気の進行とともにその範囲が拡大します。
視神経は再生しないので、予防と治療を欠かさず眼科に通い続けることが大切です。

まとめ

  • 人間には「盲点」がある。
  • 視神経乳頭は、視細胞がないため見えない。
  • 視神経は再生しないため、予防と治療は大切。

 

他にも「」についての記事をたくさん書いています。
ぜひ読んてみてくださいね。

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