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この記事も実際に自分の体を使って、「人体の不思議」を見ていきたいと思います。
タイトル通り「片足立ち」を行います。
足腰に自信のない方や高齢の方は、周りに手すりや支持物が必ずある状態でやってください。
足元に小物が散らかっていたら、片づけてください。
転倒に十分注意して、安全のもと実験しましょう。
それでは、実際にやっていきましょう。
目次 非表示
実験内容
大川
説明を聞いて、自身のない方はやめておきましょう。
でこちゃん
大川
でこちゃん
では、実際に片足立ちがどれだけできるか実験をしてみましょう。
大川
大川
できましたか。
まさかここで転んではいませんよね?
ここでよろよろ転んでいるようなら次に進めませんよ。
でこちゃん
大川
大川
目を開けていた時よりよろよろと難しくなりましたね。
転びそうになった人もいるでしょう。
最後に、もうひとつ。
大川
大川
大川
そのまま横へゆっくり動かしてもらいます。
それを片足立ちしてそれを見てみましょう。
でこちゃん
大川
目を閉じたときよりは、よろけなかったかもしれませんが・・・。
多くの人がなんか「変な感覚」に陥ったとも思います。
変ですよね。
これらはいったいどうして起こるのでしょうか。
結果の解説
私たちが真っすぐ立っていられたり、バランスをとりながら歩いたり走ったり・・・。
それは、「耳」と「目」と「脳」が働いているからです。
耳の働き(三半規管)
耳の奥の方には、ドーナツが三つくっついたような形の「三半規管」というものがあります。
三半規管の中は細かい毛が生えていて、液体で満たされています。
体が傾くと液体が動きその動きを毛が感じて脳にすぐに伝えているのです。
それで、体のバランスが崩れそうになっても、その瞬間、無意識のうちに立て直されているのです。
目の働き
目もしっかり働いています。
バランスをとる機能として、7割がこの目に頼っているともいわれています。
目には「周りの景色」がうつっていますので、体が傾くと「景色が傾いて」見えます。
それを伝えられた脳は、からだに指令を出して、バランスを立て直すのです。
耳(三半規管)は、液体が傾き毛が感知するまでどうしても時間がかかってしまいます。
一方、目は、景色を見るだけで体の状況が分かるので、瞬時にバランスを整えられます。
両目をつぶって片足立ちしたときを思い出してください。
目からのバランス情報が入ってこなくなります。
つまり、耳(三半規管)の機能や、足からの感覚でバランスをとるしかなくなります。
耳(三半規管)は働いていますが、目の働きが欠けているのです。
目がバランス機能の7割を担っているため、残り3割でどうにかバランスを保たないといけません。
そのため、バランスを崩し、よろよろしたり転んだりしてしまうのです。
縞模様を見ているときも同様の現象です。
目からの情報に惑わされてしまいます。
目が縞模様の動きを追い、それを脳に伝えることで、脳は地面が動いていると勘違いしてしまうのです。
動きに合わせてバランスを整えようとして、かえってバランスを崩してしまうのです。
大川
ちなみに、電車に乗っているときも同じ現象が起こります。
自分たちが乗っている電車が止まっていて、
隣の進みだした電車を見ると自分たちの電車が進んでいるように勘違いします。
これも目の同様の現象です。
生活で気を付けること
この記事で、少しでも目が大切であることが分かると思います。
暗い道を歩くときは、自然と両手が前に出ちゃいますよね。
高齢者の場合は、トイレに行くとき廊下が暗いと非常に危険です。
必ず、照明をつけれるようにしましょう。
目が見えなくなると転倒リスクも上がります。
大川
ゲームやスマホ、パソコンのやりすぎはいけませんよ。
でこちゃん
大川
予防は非常に大切です。
まとめ
- 目を閉じて片足立ちをするとよろよろする。
- 目を開けていても、目の前が動くとよろよろする。
- 目はバランスをとる7割を担っている。
他にも目についての記事を書いています。
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