なぜ人間は水中で呼吸できないの?
もし、人間が水中で呼吸できたら、すごいワクワクしませんか?
プールで息つぎをせずに泳いだり、きれいな海の底を散歩できたりして楽しそうですよね。

 

魚にできて、我々人間にできないなんて少し悔しいですが・・・。
この記事では、「水中での呼吸」がなぜできないのか書いていきたいと思います。

 

水中で呼吸ができないメカニズム

水中でくらす魚は、「えら」で呼吸をして、水の中にとけている「酸素」を取りこんでいます。
一方で人間は、魚のようなえらを持っていません。

人間は、空気をすいこみ「」の中の「肺ほう」で呼吸して、酸素」を取りこんでいます。
イルカやクジラのように、水中で暮らす哺乳類も、意外なことに、水中では呼吸できません。
呼吸のための穴が頭の上についていて、水の上に浮かび上がり、空気をすいこんで呼吸をしています。

 

ただここで疑問が浮かびませんか?
人間は、本当に水中で呼吸をできないのでしょうか?
「肺ほう」は、水中の水から「酸素」を取り込む能力がないのでしょうか?

 

実は意外だと思いますが、肺ほうも、水から酸素を取りこむことはできます。

 

しかし、2点の問題点があり、人間は水中で呼吸ができないのです。

  • 水にとけている酸素の量は少なく、肺に入るくらいの量では、人間が生きるには足りないこと。
  • 肺に入った水を、うまく体の外に出せないため。

 

言い換えると、この2点の問題点さえ解決してしまえば、人間も水の中で呼吸ができるのです。
最近の研究では、酸素がたくさんとけこんだ特別な液体を使えば、人間も液体の中で呼吸できることが分かっています。

 

最新科学で水中でも呼吸ができるかも?

空気の代わりに、「特別な液体」を肺の中に入れて、呼吸を行う方法です。

 

まだまだ動物実験レベルですが、犬では成功しているのです。
肺を「
特別な液体」で満たし、動物を水中に一定時間沈めます。
実験後、身体検査をして、その後、長期的に観察を続けました。

 


結果は、成功し、2年前に液体呼吸実験が実施された犬は現在も元気に生きています。

こうした液体は、将来的に医療や水中、宇宙空間で応用できないか、研究されています。
例えば、医療では、熱や薬品による火傷や肺の病気の治療で活用し、治療を促進しようとしています。

 

さらに、他の使い方として、
海底で任務を遂行する潜水艦乗組員向けの緊急脱出技術としても使えそうですよね。

 

まとめ

  • 実は、肺も水から酸素をとり込むことができる。
  • 水に溶けている酸素量の不足、肺から体外に水をうまく吐き出せないから、水中では呼吸できない。
  • 酸素が溶け込んだ特別な水を用いれば、水中でも長く入れる。

 

いかがだったでしょうか。
本日は読んでくださってありがとうございました。
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