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第53回(H30)理学療法士 国家試験解説【午前問題46~50】

46.重症筋無力症のクリーゼについて誤っているのはどれか。

1.嚥下障害を認める。

2.咳嗽機能が低下する。

3.閉塞性換気障害をきたす。

4.発症率は20 %以上である。

5.ステロイドの急激な減量が原因となる。

 

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解答:3


解説

クリーゼとは、感染や過労、禁忌薬の投与、手術ストレスなどが誘因となって、急性増悪し急激な筋力低下、呼吸困難を呈することがある。直ちに、気管内挿管・人工呼吸管理を行う。

1.×:正しい。

2.×:正しい。

3.〇:混合性換気障害をきたす。

4.×:正しい。

5.×:正しい。

 

47.GMFCSレベルⅡの痙直型脳性麻痺児にする運動指導で最も適しているのはどれか。

1.車椅子の駆動練習

2.割り座での座位練習

3.歩行補助具なしでの歩行練習

4.バニーホッピングによる四つ這い移動練習

5.スタンディングボードを用いての立位練習

 

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解答:3


解説

Gross Motor Function Classification System (GMFCS)
レベルⅠ:制限なしに歩く。
レベルⅡ:制限を伴って歩く。
レベルⅢ:歩行補助具を使用して歩く。
レベルⅣ:制限を伴って自力移動、電動の移動手段を用いてもよい。
レベルV :自力移動が非常に制限される。手動車椅子によって移送される。

1.×:レベルⅤで行う練習である。

2.×:レベルⅤで行う練習である。

3.〇:正しい。

4.×:レベルⅣで行う練習である。

5.×:レベルⅤで行う練習である。

 

48.脳卒中後の在宅高齢者について、ICFにおける活動の評価に最も関連する情報はどれか。

1.住環境

2.家族関係

3.認知機能

4.外出時の交通手段

5.活用可能なインフォーマルサービスの有無

 

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解答:4


解説

1.×:環境因子(物的環境)に当たる。

2.×:環境因子(人的環境)に当たる。

3.×:心身機能・身体構造に当たる。

4.〇:正しい

5.×:参加に当たる。

 

49.介護予防における二次予防事業について正しいのはどれか。

1.介護予防に関するボランティアを養成する。

2.基本チェックリストによって対象者を決定する。

3.要支援認定者を対象に運動機能向上教室を開催する。

4.居宅を訪問し要介護度改善のための理学療法を行う。

5.介護予防に関するパンフレットによる啓発活動を行う。

 

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解答:2


解説

介護予防の事業の内容とは、要介護状態等ではない高齢者に対して、心身の機能や生活機能の低下の予防又は悪化の防止のために必要な事業として、各市町村が実施する。大きく分けて一次予防と二次予防がある。

1.×:一次予防の領域。

2.〇:正しい。

3.×:一次予防の領域。

4.×:要介護状態ではない高齢者が対象。

5.×:一次予防の領域。

 

50.標準予防策(standard precautions)において、操作の後だけに手指衛生が必要なのはどれか。

1.気管吸引

2.血圧測定

3.脈拍測定

4.体温測定

5.ベッド栅の操作

 

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解答:5


解説

標準予防策(standard precaution)とは、院内感染の防止策として推奨されている方法であり、感染の有無に関わらず入院患者すべてに適用される予防対策であり、患者の血液や体液、分泌、排泄されるすべての湿性物質、粘膜、創傷の皮膚は感染のおそれがあるとみなして、対応、行動する方法である。

1~4は実際に患者に触る「前」にも手洗いをする必要がある。

よって、5が正しい。

 

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