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第53回(H30)理学療法士 国家試験解説【午後問題36~40】

36.神経因性膀胱のうち低活動性膀胱を呈する疾患はどれか

1.脳出血

2.胸髓損傷

3.多発性硬化症

4.頸椎後縦靭帯骨化症

5.糖尿病性自律神経障害

 

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解答:5


解説

神経因性膀胱とは、排尿に関与する神経の障害によって膀胱機能に異常が生じた病態である。神経病であるので上位ニューロン障害(過活動膀胱)と下位ニューロン障害(低活動膀胱)に分かれる。

つまり、下位ニューロン障害が起こる5が正解となる。

 

37.高齢者の転倒リスクに関連性が低いのはどれか。

1.男性

2.視力障害

3.下肢筋力低下

4.認知機能低下

5.複数回転倒の既往

 

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解答:1


解説

1.〇:2~5に比べると転倒リスクの関連性が低い。女性の方が転倒リスクの関連性が高い。

2~5;転倒リスクの関連性が高い。他にも、バランス障害・歩行障害・薬剤・うつ・めまい、起立性低血圧などがある。

 

 

38.超音波療法について正しいのはどれか。2つ選べ

1.周波数は深達度に影響しない。

2.成長期の小児の骨端線への照射は避ける。

3.水中の照射では温熱効果は期待できない。

4.骨セメントを使用している部位は照射を避ける。

5.空気中の照射では皮膚とプローブを約10cm離す。

 

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解答:2,4


解説

1.×:深達度に影響する。3MHzより1MHzの方が深く伝わる。

2.〇:成長時の骨端線への超音波療法は禁忌である。

3.×:水中でも、空気中の照射と同様に温熱効果が期待できる。

4.〇:合成樹脂や関節セメントが留置されている場所の超音波療法は禁忌である。

5.×:水中法での照射でも、導子と患部は0.5cm~1cm程度離すだけである。空気中の照射は離さない。

 

 

39.機器を使用しなければ実施できないのはどれか。

1.等尺性運動

2.漸増抵抗運動

3.等運動性運動

4.遠心性等張性運動

5.求心性等張性運動

 

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解答:3


解説

1.×:等尺性運動は機械を用いても、実施できない。

2.×:漸増抵抗運動とは、軽度の負荷から最終的に最大負荷を与える方法。徒手抵抗で行える。

3.〇:等速性運動のことである。機械を使用しなければ行えない。

4~5:機械がなくても行える。

 

40.脳卒中後の左片麻痺の患者が車椅子からベッドへの移乗動作を行う際の介助方法として適切なのはどれか。

1.装具は外して行う。

2.車椅子の後方から介助する。

3.車椅子上で殿部を前方に移動させておく。

4.ベッドに対して車椅子を平行に設置する。

5.ベッドの高さは車椅子の座面よりも高くしておく。

 

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解答:3


解説

1.×:最小介助で行うため、できるだけ自力で移乗してもらう。そのために、装具はつけておく。

2.×:立ち上がりの際、前方に重心移動するため、前方に倒れやすい。移乗時は前方介助で行う。

3.〇:正しい。殿部を前方に出しておくことで、足部がしっかり床につき、足を引いて立ち上がりが楽になる。

4.×:30°角度をつけて移乗する。

5.×:移乗する側の座面を低くしておく。よって、ベッドの高さは低くする。

 

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