第50回(H27) 理学療法士/作業療法士 共通問題解説【午前問題66~70】

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66 栄養素と吸収部位の組合せで正しいのはどれか。

1. 糖 : 空腸
2. 鉄 : 結腸
3. 脂肪 : 十二指腸
4. 蛋白質 : 胃
5. ビタミンB12 : 空腸

解答1

解説

1.〇 正しい。糖は、空腸で吸収される。
2.× 鉄は、「結腸」ではなく、十二指腸~空腸上部で吸収される。結腸は、水分やミネラル(電解質)を吸収する。
3.× 脂肪は、「十二指腸」ではなく空腸で吸収される。
4.× 蛋白質は、「胃」ではなく空腸で吸収される。
5.× ビタミンB12は、「空腸」ではなく回腸末端で吸収される。

 

 

 

 

 

67 排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 排尿反射の中枢は腰髄にある。
2. 外尿道括約筋は随意制御できる。
3. 膀胱は副交感神経活動で収縮する。
4. 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
5. 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。

解答2/3

解説

1.× 排尿反射の中枢は、「腰髄」ではなく仙髄にある。
2.〇 正しい。外尿道括約筋は随意制御できる。外尿道括約筋は、体性神経の陰部神経支配であるため、随意的に排尿を制御できる。
3.〇 正しい。膀胱は副交感神経(骨盤神経)活動で収縮する。
4.× 外尿道括約筋は陰部神経活動で、「弛緩」ではなく収縮する。陰部神経活動で排尿を抑制する。
5.× 内尿道括約筋は、「副交感神経活動」ではなく、下腹神経(交感神経)の活動で収縮し蓄尿に働く。

 

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【共通のみ】腎・泌尿器(解剖)についての問題「まとめ・解説」
【共通問題のみ】排尿・排便(過程・神経)についての問題「まとめ・解説」

 

 

 

 

68 内分泌器官と分泌されるホルモンの組合せで誤っているのはどれか。

1. 松果体 — カルシトニン
2. 視床下部 — ソマトスタチン
3. 副腎皮質 — コルチゾール
4. 下垂体前葉 — 成長ホルモン
5. 下垂体後葉 — バソプレシン

解答1

解説

1.× 松果体は、「カルシトニン」ではなく、概日リズムにかかわるメラトニンを分泌する。カルシトニンは、甲状腺より分泌され、骨吸収を抑制し血中カルシウムを低下させる。
2.〇 正しい。視床下部は、ソマトスタチンを分泌する。ソマトスタチンとは、脳の視床下部、膵臓のランゲルハンス島δ細胞、消化管の内分泌細胞などから分泌される。作用は、成長ホルモン・インスリン・グルカゴン・ガストリン・セクレチンの分泌を抑制する。
3.〇 正しい。副腎皮質は、アルドステロン・コルチゾール・※わずかテストステロン(アンドロゲン)などが分泌される。コルチゾールの主な働きは、肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪の分解などの代謝の促進、抗炎症および免疫抑制などである。
4.〇 正しい。下垂体前葉は、成長ホルモン(GH)・プロラクチン・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、黄体化ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)などである。
5.〇 正しい。下垂体後葉は、バソプレシン(ADH:抗利尿ホルモン)・オキシトシンがある。

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【共通のみ】ホルモンについての問題「まとめ・解説」

 

 

 

 

 

69 図のようにてこが釣り合っている場合、支点Cに作用する力の大きさはどれか。
 ただし、てこに重さはないものとする。


1. W1 + W2
2. d2×W2/d1
3. d1×W1/d2
4. d1×W1 + d2×W2
5. d1×W2 + d2×W1

解答1

解説

 力は、「質量 × 加速度」で表される。

 単位は、N(ニュートン)ないし「kg・m/S2」で表される。

 モーメントは、「質量 × 距離」で表され、単位は「kg・m」で表される。

「W1:物体Aにかかる力(N)」は、「kg・m/S2」で表すことができ、すでにモーメントアームの計算が含まれている。つまり、選択肢4. d1×W1 + d2×W2の場合、モーメントアームが2回かけられる式となるため不正解である。力とモーメントの考え方と混乱して複雑に考えすぎないように注意したい。

よって、選択肢1. W1 + W2が正しい。

2. d2×W2/d1は、W1を求める式である。
3. d1×W1/d2は、W2を求める式である。
5. d1×W2 + d2×W1は、求めても特に意味はない。

 

 

 

 

 

70 基本肢位からの肩関節の運動で正しいのはどれか。

1. 広背筋は屈曲に作用する。
2. 棘上筋は内転に作用する。
3. 大円筋は外旋に作用する。
4. 肩甲下筋は内旋に作用する。
5. 棘下筋は水平屈曲に作用する。

解答4

解説

1.× 広背筋は、「屈曲」ではなく、肩関節伸展・内転・内旋に作用する。
2.× 棘上筋は、「内転」ではなく、肩関節外転に作用する。
3.× 大円筋は、「外旋」ではなく、肩関節伸展・内転・内旋に作用する。
4.〇 正しい。肩甲下筋は内旋に作用する。他にも肩関節水平屈曲に働く。
5.× 棘下筋は、「水平屈曲」ではなく、肩関節外旋・水平伸展に作用する。

 

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