第50回(H27) 理学療法士国家試験 解説【午前問題16~20】

 

16 70 歳の男性。身長170 cm、体重60 kg。慢性心不全でNYHA 分類class Ⅱ。在宅におけるリハビリテーションを行っている。
在宅での生活と運動指導で正しいのはどれか。

1. 安静時間を長くする。
2. Borg 指数で15 程度の運動を勧める。
3. 体重増加は栄養改善の良い指標である。
4. 疲労感が残存しているときは運動を休む。
5. 症状に特別な変化がない場合は服薬を中止する。

解答4

解説

 

 

 

 

 

17 80 歳の女性。多発性脳梗塞。動作の観察から、明らかな運動麻痺はみられないが軽度の感覚障害が予想される。軽度の認知症があり、口頭での詳細な手順の説明は理解しにくい。
深部感覚検査として適切なのはどれか。

1. 非検査肢の自動運動による模倣試験
2. 非検査肢の他動運動による模倣試験
3. 検査肢の自動運動による再現試験
4. 検査肢の他動運動による再現試験
5. 関節定位覚(母指探し)検査

解答5

解説

 

 

 

 

 

18 62 歳の男性。スパイログラムのフローボリューム曲線を図に示す。
最も考えられるのはどれか。


1. 肺 癌
2. 肺線維症
3. 肺葉切除後
4. 上気道狭窄
5. 慢性閉塞性肺疾患

解答5

解説

 

 

 

 

 

19 82 歳の女性。1 人暮らし。2 階建て住居の1 階にある居室でベッドを使用していた。敷居につまずき転倒し、大腿骨転子部骨折を受傷した。骨接合術後、屋内歩行は自立し、屋外歩行はT 字杖にて5 分程度可能となった。
自宅に退院するにあたり適切なのはどれか。

1. 敷居の高さは5 cm に統一する。
2. 居室にじゅうたんを敷く。
3. 玄関に手すりを設置する。
4. スリッパを使用する。
5. 寝具は床に敷く。

解答3

解説

 

 

 

 

 

20 60 歳の男性。脳梗塞による片麻痺と高次脳機能障害に対して理学療法を実施している。時折、能力以上の動作を行おうとするために転倒のリスクが指摘されていた。理学療法終了後、搬送担当者がわずかに目を離した間に立ち上がりバランスを崩して床に座りこんだが、明らかな打撲や血圧の変化はみられなかった。
対応として適切でないのはどれか。

1. 家族に経過を説明する。
2. 再発防止の具体案を提案する。
3. 口頭で速やかに主治医へ報告する。
4. 発生した状況を詳細に文書で報告する。
5. 理学療法士に責任がないことを明確にする。

解答5

解説

 

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