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人体の不思議:おしっこが出来る仕組みや量(小学生に分かりやすく説明するよ。)
おしっこは不思議だと思いませんか?便は固体として外に排出されるのに、便は液体で排出されます。こういうことを子供から聞かれると意外と困ってしまう親も多いですよね。「水を飲んだりしているけど、それがおしっことして排出されている。」といった説明でいいのでしょうか?本記事では、なんて説明をすれば伝わるか、その内容を解説します。
この記事を書いている僕は、H27年から理学療法士として病院や施設で働いた経験があります。また現在は、施設の設立から運営をすべて行っています。そのため、ある程度の信頼性は確保できると思います。
でこちゃん
大川
おしっこができる仕組み
私たちは、飲んだり食べたりしながら、からだの中にたくさんの「水分」を取りこみます。
でも、この水分がそのままおしっこになるわけではありません。
水分は「腸」から吸い取られ、「血液」と一緒になります。
そして体をめぐりながら、体から出た老廃物(いらないもの)を「腎臓」へと運びます。
腎臓は、血液を「ろ過」するところです。
ここで、血液をきれいにするのです。
きれいになった血液は再び体に戻ります。
余分な水分や老廃物はおしっことなり、腎臓から尿管を通って膀胱にためられ、体の外に出されます。
つまり、おしっこをすることは、「いらなくなった水や毒素を、からだの外に捨てるため」の大切な働きなのです。
一日に出るおしっこの量
一般的な大人の男性で、1.5~2リットル、大人の女性で1~1.5リットルといわれています。
(※1日のおしっこの量は、飲み物や食べ物によって変わります。)
ほぼほぼ大きなペットボトル1本分ですね!!
余談「おしっこで健康かどうか分かる」
おしっこは、生きるためにとても大切な働きを持っています。
おしっこの量が多すぎても少なすぎてもいけません。
おしっこは、健康かどうかを知る目安にもなります。
あなたも健康診断で「尿検査」を受けたことがあるでしょう。
おしっこの「濃さ」や、おしっこの中の「物質の種類」などを調べています。
そうすると、体の中のどの部分の働きが弱っているかが分かるのです。
お医者さんは、おしっこから、からだの中の病気を診断することもできるのですね。
何かおしっこで困っていることがあったら、遠慮なくお医者さんにかかってくださいね。
少し難しい話になりますが、こんな記事も書いています。
軽くおしっこについても触れています。
(詳しく知りたい方はこちら↓↓
【先進医療】がんの早期発見~1滴の血液から~
まとめ
- おしっこは、体でいらなくなったものを外に捨てる大切な働き。
- 一日に出る尿の量は、大人の男性で、1.5~2リットル、大人の女性で1~1.5リットル。
- おしっこで体のどこが悪いか分かる。
関連記事ものぞいてみてください。
おしっこを飲むとどうなるの?「遭難時、おしっこを飲むのは得策ではない!」(尿は無菌ではなかった。)