人体の不思議!右利きの割合は9割!!右利きが多い4つの説と左利きの短命理由

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人体の不思議!右利きの割合は9割!!右利きが多い4つの説と左利きの短命理由

 最近、利き手について研究が進んできています。右手の割合は9割ぐらいって知っているけど、なんで右利きの方が多いのだろう???。別に左利きが多くてもいいのに・・・。と考えたことはありませんか?あと、最近の左利きと右利きの違いでの研究をを知りたいと考えていませんか?本記事では、それらの内容を解説します。

 

 この記事を書いている僕は、H27年から理学療法士として病院や施設で働いた経験があります。また現在は、施設の設立から運営をすべて行っています。そのため、ある程度の信頼性は確保できると思います。

大川

全世界で、およそ70億人が右利きなのは知っていますか?

そんなにいるんだね~~

でこちゃん

大川

約9割が左利きです。この記事では、さらに詳しく調べていきましょう。

世界中でも右利きが9割占めている。

大川

さて、前置きはこれぐらいにして、この記事では「右利きが多い4つの説」を書いていきたいと思います。
まだ解明されていないことが多いのですが、参考になればと思います。

世界で見ても圧倒的に右利きの人間の方が多いです。
世界の人口は約76億人です。
その中で、どの文化でも右利きと左利きの割合は9:1です。
これはどこの国でも文化でも変わりません。
人口の90%、およそ70億人が右利きです。

それでは、もっと細かく見ていくとどうなると思いますか?
例えば、サッカーチームでは、左利きの割合はどれくらいいるのでしょう。
具体的に、盛り上がったロシアワールドカップの日本代表サッカーチームを例にして考えてみましょう。。
そこチームには、左利きは何人いるのでしょうか?

 

実は、左利きは本田圭佑選手だけだったのです。
そこだけを見ると、右利きの割合は9割を超えているのです。
サッカーは、利き足で有利不利がないかもしれませんね。

ですが、スポーツの世界では、左利き特有の動きが好まれることもあります。
トップレベルの野球選手は、左利き率がなんと50%を超えるんだとか・・・。
バッターボックスから1塁まで近いから出塁率が上がるなどと言われていますよね。

 

スポーツによって、利き手率の違いを見るのも楽しいかもしれません。
よく考えると不思議なことが多い人体の世界は面白いですね。

なぜ右利きの人が多いのか?

では、本題に入っていきたいと思います。
右利きが多いその理由としては、4つほど上げられます。

 

優位脳説(これが一番有力)

その起源は、人類が生まれたころに遡ります。
今から240万年前に生きていた最古の人類の一種「ホモ・ハビリス」が生きていた時まで遡ります。
彼らが住んでいたのはアフリカ・タンザニア。

 

ここである物が発掘されたのです。
それは、180万年前のホモ・ハビリスの歯の化石です。
そこには、人類最古の利き手を示す証拠があるのです。

 

歯でどうして利き手が分かるのか?

でこちゃん

それは前歯の表面にある細かいキズです。
そのキズの方向からは、食べ物を左手で持って咥えて、右手に持った石の斧で切ったと考えることが出来るのです。
つまりそのキズの方向から、右利きだったと推測できるのです。
ただこの時代の時点で、右利きの割合はまだ6割程度だそうです。

 

アルゼンチンには「手の洞窟」という800を超える手形が付けられた壁画で有名な洞窟があります。
世界遺産にもなっており、これらの手形はおよそ2500年前に付けられたものだそうです。

(参考:Wikipedia

お気づきいただけたでしょうか?
その手形はほとんどが左手なのです。
右手でパイプを持って塗料を吹き付けると左手の手形が出来上がることから、右利きであったとの証拠だそうです。
となると、2500年前のアルゼンチンにいた古代人の右利きの割合は9割にも及びます。

ホモ・ハビリスでは6割だったものが何をきっかけにして9割にまで右利きが増えることになったのでしょうか?
その原因は「狩り」です。
進化するにつれて、ヒトは集団で生活をして、狩りをするようになりました。
その時に必要な能力があります。
それはコミュニケーション(言葉)です。

 

人間の脳の部位はそれぞれ担う働きが違います。
まず人間の脳は右脳と左脳に分かれています。
運動機能に関して、それぞれ主に右半身を左脳、左半身を右脳が動かしています。
さらに、言葉の機能に関しても左右で分かれています。

 

左脳には言葉を話す時に使う言語野(ブローカー野・ウェルニッケ野)があります。
それが、右利きの人が多い理由となっているのです。
ヒトは沢山喋るにつれて左脳の言語野が発達していきました。
そうなってくると、右手右足を使うのがどんどん上手くなっていったのです。
それで、右利きが増えて行ったということなのです。

攻撃・防御説

さらに、コミュニケーションだけでなく、「狩り」や「戦争」で武器を扱っていた時代。
人間の心臓は左側にあります。
そのため、相手を攻撃する際には右手に剣を持ち、左手に(自分の心臓を守るために)盾を持っていました。
それに伴い右脳が発達し繰り返しやっていくうちに、右利きが増えていった説もあります。

 

環境説や遺伝説

他にも、環境説や遺伝説があります。
環境説は、世の中の道具はほとんどが右利き用に作られています。
ドアノブやハサミ、マウスも全部右利き用に作られています。
そのため、人間はおのずと右手を使うようになりますね。
結果的に、右利きの人が多い、という説です。

他に、遺伝説です。
両親や祖父母から受け継ぐ遺伝子の影響、という説です。
などなど、様々な説があるのです。
ですが、先ほども述べた通り、最も有力なのは、優位脳説です。

 

左利きは短命で病気になりやすい??

 

注意

科学に基づいた最新の研究では、左右の利き手に関するある調査結果が報告されました。
それによると、左利きの人は、右利きの人よりも「睡眠障害」に陥りやすいという報告です。
この調査は、睡眠に関して何らかの悩みを抱えている患者100人(右利き84人、左利き16人)を対象に行われました。
そのうち、右利きの患者の69%に周期性四肢運動障害という睡眠障害の症状がみられていました。

 

※周期性四肢運動障害とは、
機序は不明ですが、中枢神経系におけるドパミン神経伝達の異常が関与していると考えられています。
症状として、睡眠中に下肢または上肢に繰り返し(通常は20~40秒毎に)筋収縮または蹴るような運動がみられるのが特徴です。
通常、患者は夜間の睡眠分断や日中の過度の眠気を訴え、一般的には、異常運動とそれに続く短時間の覚醒を自覚していないことが多いです。

右利き患者の69%に周期性四肢運動障害を認めたこの実験。
69%という数字はかなり大きな割合のように感じる方もいるかもしれません。
しかし、左利き患者だとその数字はなんと94%にのぼったのです。

 

利き手や左右の脳の違いを病気という別の切り口で見てみましょう。
そうすると、「左脳より右脳のほうが傷つきやすい」という特徴があげられてくるのです。

 

MEMO

例えば、
左利きの場合は、睡眠障害や斜視になりやすく、聴覚障害になる確率は、右利きの約2.5倍
さらに、左利きの場合は、アレルギーや花粉症などの免疫系の病気になる確率が右利きの約2.5倍
アメリカのデータでは左利きは9年短命と言われています。
理由は、先ほど述べた環境説に近いものです。
右利き用の物ばかり(自動販売機や改札口)で ストレスが溜まるからだそうです。

大川

ただ生活しているだけなのに、左利きはストレスがたまるので、
少しでもストレスを溜めさせないように生活させてあげたいですね。

まとめ

  • 右利きの割合は約90%
  • 右利きが多い理由は「優位脳説」が有力。
  • 左利き右利きと比較すると9年短命というデータも・・・。

4 COMMENTS

大川 純一

ありがとうございます。
更新の励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。

返信する
戸矢 隆

地球の自転と公転から北半球では人体が左螺旋回転しているから右腕で石を投げたり最初の武器殴るがしやすいということはどうですか?

返信する
大川 純一

コメントありがとうございます。
壮大な仮説ですね。
そのような考えはまったく視野にありませんでした。

ただ1点だけ疑問があるとすれば・・・。
天動説と地動説などの天文学の発達が1600年頃です。
なので、それ以前から(2500年前のアルゼンチンにいた古代人の右利きの割合は9割だった)
地球の自転や公転を考えて右手で武器を扱ったという説は、時代的に難しいと思われます。

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