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91 筋電図検査について正しいのはどれか。
1.針筋電図の神経原性変化では低振幅・短持続電位波形が出現する。
2.軸索変性がある場合、活動電位の振幅は低下しない。
3.脱髄病変では神経伝導速度が低下する。
4.感覚神経の伝導速度は測定できない。
5.筋疾患では神経伝導速度が低下する。
解答3
解説
筋電図検査とは、筋肉や神経に異常がないかについて、筋肉が収縮する時や神経を電気で刺激するなどの筋肉や神経の信号の伝わり方を記録する検査である。筋肉を随意的に収縮してもらったり、神経に電気的刺激をしたりすることにより、神経や筋肉に生じる電気的活動を記録する。この記録を評価することにより、神経や筋肉に疾患があるかを調べられる。
・神経原性変化があると高振幅、長持続、多相性の波形に。
・筋原性変化があると低振幅、短持続、多相性の波形に。
1.× 針筋電図の神経原性変化(脊髄性筋萎縮症)では、低振幅・短持続電位波形ではなく「振幅は増大し、持続時間は延長する」。ちなみに、低振幅・短持続電位波形がみられるのは、筋原性変化(筋ジストロフィーやミオパチー)の場合である。重症筋無力症の場合、振幅が漸減(waning:ウィニング)する。
2.× 軸索変性がある場合、活動電位の振幅は「低下しない」のではなく「低下する」。軸索変性がある疾患として、シャルコ・マリー・トゥース病があげられる。
3.〇 正しい。脱髄病変では神経伝導速度が低下する。脱髄病変とは、神経線維の髄鞘が、変性脱落することにより生ずる疾患の総称である。つまり、神経線維の髄鞘が脱落すると、跳躍伝導が行えないため神経伝導速度が低下する。脱髄病変のひとつに、多発性硬化症があげられる。多発性硬化症は、中枢神経系の種々の部位に多発性の脱髄病変を起こし多彩な症状がみられる。緩解と増悪を繰り返し、脱髄部位は視神経(眼症状や動眼神経麻痺)、脊髄、脳幹、大脳、小脳の順にみられる。有痛性強直性痙攣(有痛性けいれん)やレルミット徴候(頚部前屈時に背部から四肢にかけて放散する電撃痛)、ユートホフ現象(体温上昇によって症状悪化)などが特徴である。
4.× 感覚神経の伝導速度も測定できる。運動神経と感覚神経の両方支配する三叉神経や舌咽神経、迷走神経などの測定も可能である。
5.× 筋疾患では神経伝導速度が低下するのではなく「変化しない」。脱髄病変では神経伝導速度が低下する。脱髄病変とは、神経線維の髄鞘が、変性脱落することにより生ずる疾患の総称である。つまり、神経線維の髄鞘が脱落すると、跳躍伝導が行えないため神経伝導速度が低下する。
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【PT/OT/共通】筋電図検査所見についての問題「まとめ・解説」
92 食道癌について正しいのはどれか。
1.女性に多い。
2.腺癌が90%を占める。
3.リンパ行性転移は稀である。
4.飲酒・喫煙は発症に関与する。
5.中部食道よりも下部食道の発症率が高い。
解答4
解説
食道癌は食道に発生した上皮性腫瘍のことである。組織学的に約90%が扁平上皮癌である。好発部位は、胸部中部食道、胸部下部食道の順で、胸部中部食道が約50%を占める。アルコール、喫煙、熱い食事、Barret食道、アカラシアなどが誘因である。
1.× 女性ではなく「男性」に多い。男性では1年間に10万人あたり31.0人、女性では5.6人と、男性に多い傾向(男女比6:1)がみられる。
2.× 腺癌ではなく「扁平上皮癌」が90%を占める。皮膚は表皮・真皮・皮下組織といった層構造を形成している。扁平上皮癌はこのうち表皮に存在する表皮角化細胞と呼ばれる細胞が悪性増殖してできる。
3.× リンパ行性転移は、稀ではなく「初期」から起こりうる。他の臓器に発生したがんと比較して、食道がんでは早期の段階からリンパ節転移が生ずるとされている。リンパ行性転移とは、癌細胞の発生場所から、リンパ管に入り込み、リンパ液の流れに乗って、途中のリンパ節に流れ着いて増殖することである。
4.〇 正しい。飲酒・喫煙は発症に関与する。原因は、アルコール、喫煙、熱い食事、Barrett食道、アカラシアなどである。ちなみに、Barrett食道(バレット食道)とは、食道下部の粘膜が、胃から連続して同じ円柱上皮に置き換えられている状態をいう。
5.× 逆である。「下部食道」よりも「中部食道」の発症率が高い。好発部位は、①中部食道(胸部)、②下部(腹部)、③上部(頚部)の順に多い。ちなみに、頚部・腹部食道は約5%である。
93 感染性心内膜炎が原因で生じやすいのはどれか。
1.脳塞栓症
2.心嚢液貯留
3.下肢静脈血栓
4.僧帽弁狭窄症
5.循環血漿量減少性ショック
解答1
解説
1.〇 正しい。脳塞栓症は、感染性心内膜炎が原因で生じやすい。感染性心内膜炎は、体内の細菌が心臓弁や心内膜で増殖する疾患である。増殖した細菌がかたまり血流に乗って脳や他臓器で塞栓症を引き起こすことがある。
2.× 心嚢液貯留とは、心臓と、心臓を包む膜である心膜との間に液体が病的に溜まる現象をいう。軽度貯留の場合には無症状であることが多いが、貯留量が増加するに従って、心臓の動きが悪くなり、血液循環障害(心タンポナーゼ)が発生する。短時間の内に予後の厳しい状態となってしまうこともある。
3.× 下肢静脈血栓(深部静脈血栓症)は、深部静脈系に血栓を生じ、静脈閉塞を起こす危険性がある。静脈系の血栓の原因として、①静脈の血液の流れが停滞している、②血液が固まりやすい状態になっている、③静脈の内側の細胞が障害されている、という3つの成因が関係する。予防法として、①下肢挙上し、重力による静脈還流を促す、②弾性ストッキングや弾性包帯の利用、③下肢の運動があげられる。ちなみに、動脈系の血栓は、高脂血症、高血圧症、糖尿病、喫煙などが危険因子として、動脈硬化などにより狭くなった血管が詰まることにより生じる。
4.× 僧帽弁狭窄症は、僧帽弁口面積の減少により、拡張期に左房から左室への血液の流入が障害されている状態(左心機能低下)である。ほとんどがリウマチ熱の後遺症として発症する。弁膜症の約35%を占め、弁膜症中最も多い。肺うっ血による労作性呼吸苦(体動時の息切れ)が初発症状となることが多い。ちなみに、冠血流を減少させる原因疾患として、①拡張期血圧の低下(大動脈弁閉鎖不全症)、②心拍出量の減少(大動脈弁狭窄症・重症な僧帽弁狭窄症)などである。
5.× 循環血漿量減少性ショックは、血管内容量の危機的な減少により生じる。 静脈還流(前負荷)が減少すると、心室が充満せず、一回拍出量が減少する。 心拍数の増加によって代償されない限り、心拍出量は減少する。 一般的な原因は出血(出血性ショック)である。
・脳塞栓:血栓が脳に運ばれて脳血管が詰まる。心疾患(心房細動、心筋梗塞、弁膜症など)
・脳血栓:動脈硬化などにより狭くなった血管が詰まる。高脂血症、高血圧症、糖尿病、喫煙など
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【共通のみ】ショックについての問題「まとめ・解説」
94 心房細動に対する治療として誤っているのはどれか。
1.β遮断薬
2.抗凝固薬
3.電気的除細動
4.アブレーション
5.ニトログリセリン
解答5
解説
心房細動は、心原性脳塞栓症の原因として最も多い不整脈である。心房細動は、心臓がこまかく震えている状態である。血栓ができやすいため脳塞栓の原因となり最多である。心房細動の特徴として、心房の興奮が形・大きさともに不規則であり、基線が揺れている(f波)。心房が正常に収縮しないためにP波が消失し、QRS波が不規則である。
心房細動を洞調律に戻す非薬物療法には、カテーテルアブレーションのほかに電気的除細動という方法もある。電気的除細動を行うのは、心房細動が起こると①血圧が急に下がって強い症状のために動けなってしまうような場合、②抗不整脈薬が有効でない場合、③肥大型心筋症・心アミロイドーシスや心不全などがあるため抗不整脈薬を使うよりも電気的除細動の方が安全と判断される場合などである。
1.〇 正しい。β遮断薬は、心房細動に有効である。通常、慢性心不全の方は心機能が低下しているため、交感神経が活発化している。しかし、長期間このような状態が続くと、心不全はだんだんと悪化していく。β遮断薬は、この神経の働きを抑えることで、無理をしている心臓の動きを少し休める作用がある。長期的に服用することで心不全の悪化を防ぐ薬である。
2.〇 正しい。抗凝固薬は、心房細動に有効である。血栓塞栓予防薬(抗凝固薬)は、血圧の低下に寄与する。ワルファリンがあげられる。
3.〇 正しい。電気的除細動は、心房細動に有効である。電気的除細動とは、心臓に強い電流を流し、バラバラになってしまった心臓の筋肉の動きを正常なリズムに戻す治療である。効果は短く、その後にお薬で治療することが多い。
4.〇 正しい。アブレーションは、心房細動に有効である。カテーテルアブレーションとは、カテーテルという直径2mm程度の細い管を、足の付け根の大腿静脈(または動脈)から心臓に挿入し、不整脈発生部位にカテーテルを当てて暖め、不整脈を根治する治療法である。
5.× ニトログリセリンは、主に狭心症、他に心筋梗塞、心臓喘息、アカラジアの一時的緩解などに用いる。狭心症は冠動脈の内腔が一時的に閉塞、狭窄する。ニトログリセリンに代表される硝酸薬は血管平滑筋を弛緩させ、血管を拡張させる作用がある。
95 がんについて正しいのはどれか。
1.環境は発生要因である。
2.緩和ケアは術後に開始する。
3.年齢調整死亡率は上昇している。
4.一つのがん抑制遺伝子により発症する。
5.我が国のがん死亡数は胃癌が最も多い。
解答1
解説
1.〇 正しい。環境は発生要因である。職業や職業的に多く暴露する化学物質は、ヒトの発がんリスクを上げる。先進国では、職場環境が改善され、発がんの可能性のある化学物質の使用の禁止や、暴露の制限がされているが、発展途上国は、対応が十分ではないため、今後も問題となる可能性がある。
2.× 緩和ケアは、術後に開始すると決まっているわけではない。緩和ケア病棟では、手術の有無にかかわらずその人らしく過ごすことができるようなケアを求められる。
3.× 年齢調整死亡率は、上昇ではなく減少している。年齢調整死亡率とは、観察集団と基準集団の年齢構成の違いを考慮して補正した死亡率のことである。つまり、もし人口構成が基準人口と同じだったら実現されたであろう死亡率のことである。人口の高齢化の影響を除いた年齢調整率で見ると、がんの罹患は2010年前後まで増加しその後横ばい、死亡は1990年代半ばをピークに減少している。
4.× 「一つの」がん抑制遺伝子により発症するわけではない。むしろ、がん抑制遺伝子は、がんの発生を抑制する機能を持つタンパク質をコードする遺伝子である。がん抑制遺伝子は細胞の増殖を抑制したり、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導したりする働きをする。代表的なものは「p53遺伝子」、「RB遺伝子」、「MLH1遺伝子」などが確認されている(※参考:「がん抑制遺伝子の働き過ぎでもがんに―肝臓における新たな発がんメカニズムの解明―」日本医療研究開発機構様HPより)。また、設問文の「一つの」という箇所も多段階発がんモデルで否定される。多段階発がんモデルとは、発がんは、複数の遺伝子が順次異常を起こすことで段階的に発生するとする説である。
5.× 我が国のがん死亡数は、胃癌ではなく「肺癌」が最も多い。1位肺癌、2位大腸癌、3位胃癌の順となる。
緩和ケアにおける理学療法は,回復を目的としたトレーニングとは異なる。回復が望めない中にあってその苦痛の緩和に努め,残された機能を最大限に生かし,安全な生活を支えることが必要である。また,残された機能を生かし支えることは,ひいては患者や家族の実際的ニーズや希望を支えることにもなる。さらに,その過程においてさまざまな患者の訴えに心を傾け,患者に寄り添うことは,理学療法士が提供できる大切な心のケアと考える。
①疼痛・苦痛の緩和:リハにおいてもまず取り組む課題である。(安楽肢位、リラクゼーション、物理療法、補装具の検討、電動ベッドなどの検討)
②ADL 能力維持・援助:特に排泄動作に関する要望が多い。(移動能力維持、環境設定、ADL訓練、介助法の指導)
③精神面の援助:死を受け入れていくうえでも「どのように生きるか」が重要である。
④家族への援助:家族から要望があれば介助方法や援助方法(マッサージの方法など)を伝達する。
⑤廃用性変化の予防・全身機能維持:リハが日常生活にリズムをつくる。
※(参考:「緩和ケアにおけるコメディカルの役割と人材の育成」著:下稲葉 主一(栄光病院リハビリテーション科))
3.× 下肢静脈血栓(深部静脈血栓症)は、深部静脈系に血栓を生じ静脈閉塞を起こすものである。血栓は、高脂血症、高血圧症、糖尿病、喫煙などが危険因子として、動脈硬化などにより狭くなった血管が詰まることにより生じる。
動脈硬化?
静脈血栓は動脈血栓と形成機序が違いますよ。
コメントありがとうございます。
2022年から当サイトの解説を閲覧いただきありがとうございます(IPアドレスから分かります)。
もしよろしければ、どのように書けば良いか?までご教授いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
下肢静脈血栓(深部静脈血栓症)は、エコノミークララス症候群にみられるように血流の停滞による血液凝固作用の亢進によって生じやすい。他に、代表的なものとして長期臥床、下肢手術後の不動、肥満による静脈圧迫が原因に挙げられる。だから、書かれているような予防法となる。この問題とは無関係だが、血液循環を考えると、下肢に生じた血栓は肺塞栓症の原因となる。
今年もコメントありがとうございます。
静脈系と静脈系の血栓の機序に関して、修正させていただきました。
ご確認お願い致します。
今後ともよろしくお願いいたします。
「血栓は、高脂血症、高血圧症、糖尿病、喫煙などが危険因子として、動脈硬化などにより狭くなった血管が詰まることにより生じる。」
も厳密に言えばおかしいです。
「動脈硬化などにより狭くなった血管が詰まることにより生じる。」これは閉塞性動脈硬化症。
動脈血栓は静脈血栓と異なり、主に血管内壁の損傷が原因で、動脈硬化がその代表。血栓形成で動脈硬化を起こした部位が閉塞することもあるし、血栓が栓子となって細い動脈に塞栓症(血栓性塞栓)を起こすこともある。
血栓、塞栓、閉塞の定義の確認が必要だと思います。
下肢静脈血栓(深部静脈血栓症)は、深部静脈系に血栓を生じ静脈閉塞を起こすものである。
下肢静脈血栓症(深部静脈血栓症)は、下肢の深部静脈に血栓が生じ静脈閉塞を起こす危険性がある。この血栓が肺に運ばれると、肺塞栓症を引き起こす危険性がある。
コメントありがとうございます。
「危険性がある」追記させていただきました。
ご確認お願い致します。
今後ともよろしくお願いいたします。
4.× 一つのがん抑制遺伝子により発症するわけではない。むしろ、がん抑制遺伝子は、がんの発生を抑制する機能を持つタンパク質をコードする遺伝子である。がん抑制遺伝子は細胞の増殖を抑制したり、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導したりする働きをする。代表的なものは「p53遺伝子」、「RB遺伝子」、「MLH1遺伝子」などが確認されている。
「むしろ」はおかしいです。間違った情報を流さない方がいい。
がん抑制遺伝子は書かれているような働きが異常により喪失するので、他の遺伝子が次々と傷ついていったり細胞の不死化が起こり、最終的にがん化する。
ここでの選択肢としての間違いの意味は、がん抑制遺伝子異常はがん遺伝子異常よりがん化にとって重要だが、がん発症とはがん抑制遺伝子異常1つだけでなく多数の増殖、DNA修復に関わる遺伝子の異常が重なって起こるものである。ということ。
コメントありがとうございます。
2022年から当サイトの解説を閲覧いただきありがとうございます(IPアドレスから分かります)。
もしよろしければ、どのように書けば良いか?までご教授いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
がん抑制遺伝子は細胞の増殖を抑制したり、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導したりする働きがある。よって、この遺伝子に異常が生じるとDNAに傷が蓄積し、増殖に関わる他の遺伝子も次々と異常を起こし細胞のがん化となる。がんは、複数の遺伝子が順次異常を起こす多段階発がんと言われている。
今年もコメントありがとうございます。
多段階発がんモデルに関する情報、追記しました。
ご確認お願い致します。
今後ともよろしくお願いいたします。
※参考:「がん抑制遺伝子の働き過ぎでもがんに―肝臓における新たな発がんメカニズムの解明―」日本医療研究開発機構様HPより)
これは、がん抑制遺伝子の不活化が発がんに密接に関与するというこれまでの定説以外の可能性を提唱する研究で、参考文献にするのはどうでしょう、とは思います。参考としての記載はかえって混乱を招くと思います。
コメントありがとうございます。
2024年1月16日のあなたの言葉を使わせていただきますが、これは「間違った情報」ですか?
今後ともよろしくお願いいたします。
2024年1月16日の私のコメントに関しては、1つのがん抑制遺伝子異常と1つのがん抑制遺伝子を同じに捉えた私の間違いで「むしろ」に引っかかっていましたが、今回訂正された内容で概ねいいと思います。間違っていません。失礼しました。
ただし、教科書的には「がん抑制遺伝子は不活化により発がんに関与」なので、このことを明確に記載する必要があると思います。※参考の「がん抑制遺伝子の働き過ぎでもがんに―肝臓における新たな発がんメカニズムの解明―」は教科書にまだ載らない新たな知見。「がん抑制遺伝子の不活化」のことを書かずに、このタイトルを残すのはどうでしょう。リンク先をよく読んで理解できないと、タイトルだけで、がん抑制遺伝子は通常活性化するとがん化につながると誤解してしまう人が出ないでしょうか。
コメントありがとうございます。
ちょっとよく分からなかったので質問させてください。
一般的に「がん抑制遺伝子は不活化により発がんに関与」とその通りだと思いますが、極論「がん抑制遺伝子の異常(活性化や不活性化の両方)によって、がん化しやすい」と覚えた場合、何か問題があるのでしょうか?
あと、リンク名だけ読んで誤解を招く可能性に関して、100%断言することはできないのですが、選択肢の解説すぐに「むしろ、がん抑制遺伝子は、がんの発生を抑制する機能を持つタンパク質をコードする遺伝子である」と書いてありますので、そこを読まず、※参考のタイトルだけ読んで、誤解を招く可能性は一般的に考えにくいと思いますけど・・・。赤でも文字色変更してますし・・・。まあ、確かに、リンクの文字色も青ですから、目に入りやすいって言われればそれまでなんでしょうけど・・・。
今後ともよろしくお願いいたします。
解説に「がん抑制遺伝子は不活化により発がんに関与」が記載されていないのです。がん抑制遺伝子の正常時の役割は記載あり。しかし、発がん機序については、発がんの一般論が明記されず、新説、一般でないことが目立っている、ということです。
がん抑制遺伝子の正常時の役割を書いておけば、不活化によって発がんするのが普通だとわかってくれると考えておられるのなら、このままでいいですよ。講義していますが、そこまで甘くはありませんよ。
コメントありがとうございます。
最近、理学療法士目指している人も増えましたからね~。
コメント主様の言う通り、私が想像している「普通レベル」は低下しているかもしれませんね。
とはいえ、講義頑張ってください。心中お察します。
今後ともよろしくお願いいたします。
一つこのブログ全体での質問なのですが、
疾患の問題すべてに分かりやすい画像をつけることはできますか?
そちらのほうがわかりやすいと思ったので提案いたしました
よろしくお願いいたします
コメント・提案ありがとうございます。
人それぞれ「分かりやすい」の基準は違いまして、文字の方が分かりやすい人もいれば、コメント主様のように画像の方が分かりやすい人もいます。
もしよろしければ、その「分かりやすい画像」とやらを作って送ってくださると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。