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第52回(H29) 理学療法士国家試験 解説【午前問題46~50】

46 三次予防に含まれるのはどれか。

1. 早期発見

2. 早期治療

3. 予防接種

4. 健康増進

5. リハビリテーション

 

解答:5

解説

一次予防とは、生活習慣の改善、健康教育、予防接種など病にかからないように施す処置や指導のこと。

二次予防とは、早期発見、早期治療を促して病が重症化しないように行われる処置や指導である。

三次予防とは、治療過程において保健指導やリハビリテーションを行うことにより社会復帰を促したり、再発を防止したりする取り組みのことである。よって、5.が正しい。

1.2. ✖ 早期発見、早期治療は二次予防である。

3.4. ✖ 予防接種、健康増進は一次予防である。

 

 

 

47 要介護認定の審査で、要支援2と要介護1の違いを判定する要素はどれか。

1. 歩行速度

2. 対象者の意欲

3. 状態の不安定性

4. 家族の介護負担感

5. 要介護認定等基準時間

 

解答:3

解説

要支援2と要介護1は、要介護認定訪問調査の一次判定においては「同程度の介護量」という判定になる。分ける2つの基準。1つは、認知症の有無。認知症高齢者の日常生活自立度がⅡ以上かMの場合、要介護1に判定される。もう1つは、状態の安定性。主治医の意見書の記載内容や特記事項なども含めた調査の内容から、半年以内に状態が大きく変わる可能性があると判断される場合、要介護1に判定される。よって、3.が正しい。

 

 

 

48 疾患と自助具の組合せで正しいのはどれか。

1. 片麻痺——————————ボタンエイド

2. 片側上肢の切断——————プルトップオープナー

3. 脊髄小脳変性症——————リーチャー

4. 両側上肢の切断——————台付き爪切り

5. アテトーゼ型脳性麻痺———ソックスエイド

 

解答:4

解説

1.2.✖ ボタンエイド、プルトップオープナーは、関節リウマチ患者に使用する。

3.5.✖ リーチャー、ソックスエイドは、人工股関節全置換術など禁忌肢位がある患者などに使用する。

4.〇 正しい。

 

 

49 Heinrichの法則について正しいのはどれか。

1. 有害事象を6段階で示している。

2. 多くの人が関わると事故が多くなる。

3. 1つの大事故に対して多数の小さな事故が発生している。

4. およそ2割の人の努力で8割の事故を防ぐことができる。

5. 二重の確認によって事故を3割程度減少させることができる。

 

解答:3

解説

1930年代、アメリカのハインリッヒ氏が労災事故の発生確率を調査したもので、「1:29:300の法則」ともいわれる。これは、1件の重症事故の背景には、29件の軽傷の事故と、300件の傷害にいたらない事故(ニアミス)があるという経験則。またさらにその背景には、数千、数万の危険な行為が潜んでいたともいう。 つまり、事故の背景には必ず数多くの前触れがあるということ。よって、3.が正しい。

1.✖ 5段階で示している。

2.4.5.✖ 1件の重症事故の背景には、29件の軽傷の事故と、300件の傷害にいたらない事故があるという経験則である。

 

 

50 側方突進が出現する可能性が最も高い病変部位はどれか。

1. 小脳虫部

2. 黒質緻密部

3. 視床内側部

4. 延髄外側部

5. 内包後脚部

 

解答:4

解説

延髄外側部を障害されると障害側の顔面と健側の頚部以下の温痛覚障害、小脳性運動失調、ホルネル症候群、嚥下障害、めまいなどを来たすWallenberg症候群となる。 小脳性運動失調には、病巣側に倒れやすいという特徴があり、側方突進の症状となる。よって、4.が正しい。

 

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