そもそも肋骨の構造

肋骨とは、胸郭を構成する12対の骨のことを言います。
※胸郭とは、12対の肋骨、12個の胸椎、胸骨から構成されます。

弓状に湾曲した長骨で、前方ではその先端が肋軟骨となり、胸骨と結合します。
第8、9、10肋骨は、その先端部の肋軟骨が胸骨に達せず、すぐ上位の肋軟骨と結合しています。
第11、12肋骨は胸椎と連結するだけで、前端は遊離しています。

 

こうやって、肋骨を観察してみると、第11、12肋骨が浮いていることなんて知らなかったんじゃないでしょうか。

 

では、なぜ肋骨がお腹までないか考えてみましょう。

 

肋骨がお腹にまでない理由

そもそも、骨の機能って?

  • 人体の枠組み
  • 臓器の保護
  • 受動的な運動器
  • 造血カルシウムの貯蔵

「もっと詳しく知りたい方はこちら雑学!骨の機能~5選~(分かりやすく説明するよ。)

 

この骨の機能をもとに、肋骨がお腹までない理由を考えてみましょう。

理由1.衝撃から守るため

やはり肋骨は、脳と同じように、外界からの衝撃から内臓を保護する役割を果たしています。
では、なぜお腹までないのでしょうか?

お腹にも腸や胃といった大切な臓器がありますもんね。
ですが、腰には生命に直接関係する「心臓と肺」はありませんね。

 

 

肋骨は基本的に、生命に直接関係する臓器を守るなんです。

 

 

理由2.腰椎の動きを妨げないため

・脊柱の腰椎の受動的な運動器としての役割が大きいからといえるでしょう。

 

もっと簡単に言うと、「肋骨がお腹や腰まであると、動きにくいのです。
お腹に板を充てて腰を前屈みに曲げてみてください。
その板が骨だとしたら、お腹に骨あったら腰曲がらなくないですか?

意外に思われるかもしれませんが、
背骨にも高さによって機能が違うのです。

  • 胸椎は、体を回旋したときに大きく可動域があります。
  • その下の腰椎は、体を曲げたり伸ばしたりするときに大きく可動域があります。

 

腰椎の運動する可動域を維持するため、お腹に肋骨がないんですね。

 

理由3.呼吸の箱を形成するため

肋骨のようにきちんと固定した箱を作って動かさないと、「肺にうまく空気が出入りしないからということもあります。
肺はただの袋で、胸郭を大きくしたり小さくしたりして空気を出入りさせています。
厳密にいうと、肋骨が心臓を完全にカバーしていないのです。
一部、肋軟骨に心臓が出ているのです。
そのため、心臓を守るというより、呼吸機能の方が胸に肋骨が残っているメインの理由かもしれません・・・。

 

 

まとめ

  • 衝撃から守るため。
  • 腰椎の動きを妨げないため。
  • 呼吸の箱を作るため。

 

いかがだったでしょうか。
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