【暗記確認用】すべての筋のランダム問題

①起始：第1～8(～10)肋骨前外側面
②停止：第1,2肋骨とその間の腱弓からの筋束は肩甲骨上角。第2,3肋骨からは分散して広く肩甲骨内側縁。第4肋骨以下からは下角。
③作用：全体：肩甲骨を前方に引く。下2/3：下角を前に引いて肩甲骨を外方に回旋し、上腕の屈曲と外転を補助。最上部：肩甲骨をやや引き上げる。
④神経：長胸神経C5～C7,(C8)

①起始：4個ある。それぞれ深指屈筋腱から起こる。第1,2指：第2,3指に至る腱の橈側。第3,4指(それぞれ2頭をもつ)：第3～5指に至る腱の相対する側。
②停止：指背腱膜
③作用：第2～5指の基節骨の屈曲、中節骨、末節骨(DIP)の伸展
④神経：第1,2筋は正中神経、第3,4筋は尺骨神経C8,T1

①起始：肩甲棘、肩峰、鎖骨の外側部1/3
②停止：上腕骨三角筋粗面
③作用：肩関節外転、前部は屈曲、後部は伸展
④神経：腋窩神経(C4),C5,C6

①起始：胸郭下口の全周で、腰椎部、肋骨部、胸骨部の3部からなる。
1：腰椎部【内側脚：第1～4腰椎体。外側脚：内側弓状靭帯と外側弓状靭帯。】
2：肋骨部【第7～12肋軟骨(肋骨弓部)の内面】
3：胸骨部【剣状突起。一部は腹横筋腱膜の内面】
②停止：腱中心
③作用：その収縮によって円蓋を下げ、胸腔を広げる(吸息)
④神経：横隔神経と副横隔神経(30～40%で欠如)C3～C5,(C6)

①起始：豆状骨、屈筋支帯
②停止：小指の基節骨底の尺側、一部は指背腱膜
③作用：小指外転
④神経：尺骨神経C8,T1