男性の第二次性徴とも言われる声変わり。
男女ともに、いろいろな変化に戸惑う人もいるでしょう。



この声変わりは、11〜14歳で認められることが多いようです。
中学生の夏休み明けに「お前、声が別人じゃん!!」っていうのは、もはやあるあるですよね(笑)

 

今回は、この声変わりの仕組みについてお伝えしたいと思います。

 

そもそも声変わりとは?

 

まず、そもそも声変わりとはなんのことなのか?
説明していきたいと思います。


声変わりとは、男性は11~14歳ごろに起こる、第二次性徴に伴い声帯の組織が増殖し、声帯が厚く長くなることです。
それに伴い、声が自然と低くなっていきます。

 

同時に、甲状軟骨が体表側に盛り上がり、男性特有の「喉仏」が認められるようになります。
この声帯の変化が、いわゆる声変わりを引き起こしているのです。

 

そもそも声が出る仕組みって?

喉仏の後ろには肺につながる空気が通る「気管」があり、気管の入り口辺りに「声帯」というひだがあります。
肺から出た空気がひだにぶつかると、1秒間に200回もの早さで声帯が震えて声が生まれます
(図を参考にしてください)

 

声帯は、会話に抑揚をつけたり、歌を歌ったり、声の高低、大小を使い分ける働きも担っています。

 
 
 
声帯は、「左右2本のヒダ状」で、中身は「筋肉と靭帯」で構成され、表面は「粘膜」で覆われています。
この声帯が閉じたり開いたり、前後に引っ張られたりといろいろな動きをし声を変えているのです。
また、声帯自体を厚くしたり薄くしたりする筋肉もあるんですよ。
 
この2本のひだを「肺から出てくる空気」で震えさせて、「」を出しているのです。

声の高低は、この声帯の振動数、声帯の厚みによって決定し、振動数が高いほど音は高く、声帯が厚いほど音が低くなります。 
男女の声の差も、この声帯の振動数と声帯の厚みの違いによるもので、その音域は自然と異なってきます。
また一人ひとり周波数が異なるため、意図的に声を変えても声紋は一致すると言われています。 
 
 
 

声が出るメカニズムは、理解できたでしょうか?

 

では、声変わりの仕組みを説明していきたいと思います。

 

 

声変わりの仕組み

先ほども少し述べましたが、第二次性徴で甲状軟骨が体表側に盛り上がり、男性特有の「喉仏」が認められるようになります。
そのため、声帯が引っ張られるので、声が低くなります。

 

分かりやすい例を上げるとしたら、「バイオリンとチェロ」でしょうか?
バイオリンは、声変わりするの声帯です。
チェロは、声変わりの声帯です。
「弦=声帯」としてみた場合、チェロの弦は、長く伸びている分、音の高さが下がります。

いかがだったでしょうか。
声が変わる仕組みをご理解いただけたでしょうか?

では、次に、声変わりする理由を説明していきたいと思います。

 

声変わりする理由

実は、厳密にいえば、女性も声変わりを経験しています。
周りの合唱部で、今までソプラノパートを歌っていたけれど、メゾソプラノの音域の音も出るようになる。
なんて人はいなかったでしょうか?
ただ、多くの場合は、男性に比べて周りが気づくほどの音の変化はないです。
女性の声変わりは微々たるものなんですよね。
 
 
それでは、なぜ男性だけ声変わりをするのか?
その理由は諸説ありますが、男性は「より強く見せるため」と言われています。
モテるため」とも言い換えれるでしょうか。

 

男子は体毛が濃くなったり、筋肉がついたりして大人の男性の体へと変わっていきます。
動物でいえば、雄同士で争ったりする時のアピール材料と言えるでしょう。
男性に男性の声を聞かせた実験では、低い声の持ち主の方が「大きくて強い」という印象を持つ結果になりました。

 

また研究で、声が低い方がたくさんの子孫を残しているという結果もあります。
声が低いことで、雌の気を引いてモテるためとも言われるようになりました。

 

まとめ

  • 声変わりは、「モテるため」に起こる。※諸説あり
  • 声は、「声帯が震える」ことで音として出る。
  • 喉仏」が体表側に出てくることで、声帯が厚く長くなり声が低くなる。

 

 

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