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大川
そもそもドライアイってどういうこと?
でこちゃん
大川
説明していきますね。
逆効果なの?
でこちゃん
大川
それも詳しく説明していきますね。
最近の生活を見てみると画面を長時間見て作業する人が多くなりました。
スマホ、パソコン、ゲームと・・・。
さらに今後「VR」で、目を酷使する生活が待っています。
そこで今回は、ドライアイに関する正しい知識を付けてもらいたいと思います。
悪化させる習慣、ドライアイの改善方法など書いていきます。
目次 非表示
「基礎知識編」どんな状態?
異物感・目の痛み・まぶしさ・目の疲れなど、多彩な慢性の目の不快感を生じ、目を使い続けることによる視力の低下も起こります。
ドライアイのチェックリストを作成しました。
では、実際に目の状態を確認してみましょう。
以下の項目に「複数」当てはまる方は、ドライアイの可能性が「高い」と言えます。
- 目が乾く。
- 目が疲れる。
- 目に不快感がある。
- 目がかゆい。
- 目が痛い。
- 目が重たい感じがする。
- 視界がかすむことがある。
- 光がまぶしく感じる。
- 目がごろごろする。
- 目がゴロゴロする
他の検査方法もあります。「目の渇きのチェック」
10秒間「まばたき」をせずに目を開けていられますか?
目が開けていられなかった人は、ドライアイ疑いです。
眼科では、こういった問診の他にも、
実際に角膜が傷ついているか?
など特殊な機械で見てくれます。
「原因編」原因は?
ドライアイの原因は、2つにあります。
- 量の問題・・・「涙の分泌量が少ない。」
- 質の問題・・・「涙の成分や目の表面に問題がある。」
そのため、涙の量や質に異常があると、目の健康に大きな影響を及ぼします。
詳しくはこちら↓↓
まばたきは1日何回するの?涙はなぜ出るの?「特徴・種類・仕組み」を解説します。
量の問題・・・涙の分泌量が少ない。
涙を作っているのは、涙腺と言われる部分です。
そこの働きが弱まると、自然と涙の分泌量が少なくなってしまうのです。
その原因は人によってさまざまです。
- スマホやパソコン使用によるまばたきの減少
- コンタクトレンズの装用
- 空気の乾燥
- 加齢
- まれに膠原病などの病気が関係していることもあります。
質の問題・・・目の表面や涙の成分に問題がある。
涙の量だけではいけません。
質も大切なのです。
涙が十分に分泌されていても、角膜や眼球を十分に保護できないのです。
涙は、3つの層で構成されています。
- 「油層」・・・水分の蒸発を防ぐ皮膜の役割。
- 「水層」・・・目を潤す役割。
- 「ムチン層」・・・角膜上に涙を行き渡らせ安定させる役割。
この3つのバランスが悪くなると、涙は眼球を守る役割を十分に果たせなくなります。
その結果、眼球が傷つき、乾燥したりゴロゴロしたり痛くなったりといったドライアイになってしまうのです。
余談・・・ドライアイを悪化させる行為は?市販の目薬はNG?
「市販の目薬のテレビCMで見ない日はない」と言ってもいいのではないでしょうか。
目が乾いていると感じたら「市販の目薬」をさしていますか?。
テレビCMの多さから考えると、多くの人がやっていることだと思います。
じゃないと、あんな宣伝できないですからね・・・。
しかし実はこれ、ドライアイの症状を悪化させる恐れがある行為です。
というのも、市販の目薬には、薬効成分以外に「防腐剤」や「目にスーッとした刺激成分」などが含まれています。
頻繁に使っていると目の角膜が荒れやすくなってしまうのです。
その結果、余計にドライアイの症状が進むことが考えられます。
もちろん「市販の目薬は絶対に使ってはいけない」というわけではありません。
眠気覚ましやすっきりさせたいという場合には効果的です。
「防腐剤無添加」を使用するという選択肢もあります。
しかし、角膜の健康を考えるのであれば、刺激的な目薬を頻繁に使用するのは避けるべきでしょう。
もし、成分について分からないという人がいれば、眼科に相談するのが一番でしょう。
成分をよく理解したうえで使用するのがいいでしょう。
薬と同じで自分の症状に合った目薬を処方しないと逆効果なわけだね。
でこちゃん
大川
「予防編」生活習慣は?
スケジュールを守る。
点眼薬は「目が乾いたな」と感じてからはやめましょう。
時間を決めてさすようにしましょう。
自覚した時には、もうすでに角膜は「SOS」を出している状態だからです。
おすすめな方法を紹介します。
例えば、9時・12時・15時・20時など「食後やおやつの時間」と重ねておくです。
実際に、「飲み薬」も忘れないように、「食後や食前」など決まっていますよね。
その理由は、ご飯を食べることは忘れないので、薬の「飲み忘れ」を防ぐためなのです。
点眼薬も飲み薬と一緒に薬なので、服用することが大事になってきます。
意識的にまばたきをする。
まばたきも重要な役割を担っています。
まばたきはドライアイを防ぎ、瞳の健康を保つための一つの機能です。
詳しく知りたい方はこちら↓↓
まばたきは1日何回するの?涙はなぜ出るの?「特徴・種類・仕組み」を解説します。
まばたきの働きには、
- 涙の蒸発を防ぐ。
- 目の保護。
- 角膜を刺激して涙腺から涙の分泌を促す働き。
といったものがあります。
まばたきをせずに目を見開いたままでいると、だんだん目が乾燥します。
しかし、何か作業に集中していると、どうしてもまばたきの回数は少なくなるのです。
この傾向は、スマホやパソコン、ゲームを長時間行う人に見られます。
その結果、涙の蒸発が進み、ドライアイが加速するといった悪循環に陥ってしまうのです。
作業中は、意識的にまばたきをたくさんするようにしましょう。
余談・・・目薬の正しい簡単な方法
目薬をさす時、なかなかうまく目に入らずイライラする経験はありませんか?
わざわざ上を向いて瞳の上に落ちるように点眼してはいませんか?
目薬をさすやり方も正しい方法があるのです。
下まぶたを「あっかんべー」にして、液を粘膜の赤い部分に落とします。
その後、目を閉じて、瞳全体に行き渡させるようにするといった方法です。
ただし、上まぶたの皮膚やまつげを伝わせるようにして点眼液をさすのは「NG」です。
雑菌やアイメイクの粒子が皮膚を伝って、目に入ってしまいます。
余談・・・眼科での治療方法とは?
ドライアイは眼科での適切な治療や生活習慣の改善によって治療が可能です。
基本的な治療として、「点眼薬」が処方されることが多いです。
前項で説明したように、ドライアイの原因は人によって様々です。
点眼薬は患者の目の状態にあったものを処方されます
例えば、涙の分泌量自体は決して少なくないのに、涙の保水力が低下していることでドライアイになっている方がいます。
こういったタイプの方は、市販の目薬で水分だけを補給しても、目の乾燥は根本的には癒えません。
水を抱え込む性質のあるヒアルロン酸が含まれた点眼薬が効果的だと言えます。
このほか、涙の分泌量が少ない方には涙の分泌を促す点眼薬が、角膜が傷ついている方には炎症を抑える成分の配合された点眼薬が処方されます。
「たかがドライアイ」と思っている人は多いかもしれません。
しかし、症状が深刻化すると、どんどん目が見えにくくなっていきます。
根本的に改善するためには、原因を突き止めたうえで、その原因を解消するための点眼薬を用いることが大切なのです。
一度眼科を受診してみてみましょう。
まとめ
- ドライアイは治せる病気。
- ドライアイにも原因は様々。
- 眼科に行って、自分に合った点眼薬を処方してもらおう。
目を大切にしないとな!
でこちゃん