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大川
これは、誰でも一度は経験したことがあると思います。
おいらには、今回は無縁の話か?
でこちゃん
大川
今日は静かに黙っていてください。
でこちゃん
足のしびれは、特に正座の後なんて辛いですよね。
じんじんと痛んで、動けなくなりますが、しばらく経つと、次第に治っていきますね。
大川
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しびれがどうして起こるか?
痺れは、「血の流れ」が悪くなって起こります。
体の中には、神経が通っています。
●「触った」などの感覚を伝えるための神経
●体を「動かす」ための神経
●「痛み」を伝える神経などが通っています。
神経に届く「血の流れ」が悪くなると、これらの神経がうまく働かなくなるのです。
足が痺れたときを思い出して下さい。
「足の裏」を触っているのに、まるで厚い「ストッキングの上」から触られているように感じませんか?
これは、感覚を伝える足の神経が「弱った」ためなのです。
正座のしびれの起こる仕組み
正座の場合はどうでしょうか?
正座は、膝や足首に体重がかかります。
一部の「神経」や「血管」が圧迫されて足が痺れます。
その中でも2つ理由があり、正座で足が痺れやすくなっています。
「総腓骨神経」と「足背動脈」です。
~総腓骨神経について~
人間の足は、膝下から「脛骨」と「腓骨」があります。
そのすぐ外側を「総腓骨神経」が通っています。
一般的に神経は、損傷を回避するよる「体内深部」を通っていることが多いです。
「静脈→動脈→神経」の順に、深層へ走行する作りになっています。
しかし、例外があります。
体の表面の近くを通る神経があるのです。
その一つの神経が「総腓骨神経」なのです。
つまり、神経が皮膚表面に近いと、圧迫されやすく、しびれが生じる原因となるのです。
~足背動脈について~
足の甲側の足首の真ん中辺に「足背(そくはい)動脈」が通っています(図参照)。
正座によって、この動脈が圧迫されてしまうのです。
そのため、血行不良を起こし、しびれの原因となります。
このようにして、正座という姿勢は、総腓骨神経と足背動脈が圧迫されやすいと感じてもらえたでしょうか?
血液が不足し、末梢神経の機能が低下し、末梢神経の異常を知らせる電流が流れて「しびれ」を感じるのです。
でこちゃん
予防策
痺れは危険信号!?
大川
では、痛いという信号が伝わり、なぜ痺れとなっているのでしょう?
体は私たちにどうしろと命令しているのでしょうか?
とりあえず、非常事態宣言で「痛み刺激」を出している状態だと思う。
でこちゃん
大川
でこちゃん
痺れている神経は、「痛み」の刺激を優先的に伝達しています。
この姿勢は「不快」であるという信号を送り続けているのです。
痛み信号をずっと送り続けるので、足がビリビリと痛くなるのです。
「血の流れが悪いよ。神経が強く圧迫されているよ。体の姿勢を変えて」と・・・。
そのため、足が痺れたときは、素直に「血の流れ」を良くしましょうすること。
つまり、足を崩したり、立ったりしましょう。
次第に、足をのばすと弱った神経も、だんだんと元通りに回復していきます。
でこちゃん
足のしびれを防ぐ対策
日常的に正座をする習慣がない方は、たまに正座するとすぐ足が痺れて大変ですよね。
お経のときとか、頻繁に席を外すことはできないし・・・。
一度痺れてしまったら、足を崩して血流をよくする方法しかありません。
しかし、「しびれ防止策」はいくつかあるのです。
痺れる前に次のような点に留意してみましょう。
でこちゃん
姿勢のポイント
●背筋を丸めて体重を足にかけていないか?
理由:背筋が丸まっていると、足の甲とふくらはぎに全体重が乗って圧迫してしまう。
対策:背筋を伸ばす。お尻を持ち上げるようなイメージで、足に体重をどっしり乗せない。
●両足が平行になっていないか?
理由:両足が平行になっていると均等に圧迫されてしまう。
対策:つま先や甲を重ねる。(重ねることで片方の足は休める。これを交互に行う。)
体重を移動させる。
ポイントは、重心を一点に集中させないことです。
時折、体重をかける場所を変更することで、足への負担を分散できます。
要するに「モジモジ」するということです。
一緒にやってみましょう。
●体を傾けて、お尻を片方の足の上に置くと片方の足の血流が改善します。
●つま先を立てることでも血流が改善します。
大川
さらに、しびれからの回復を早める効果も期待できるでしょう。
でこちゃん
まとめ
- 痺れは、血流の低下で起こる。
- 一か所に体重が集中しないように分散しよう。
- うまくモジモジして重心を移動させよう。