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第54回(H31) 理学療法士国家試験 解説【午後問題51~55】

 

51. Lisfranc関節を構成するのはどれか。2つ選べ。

1. 距骨
2. 舟状骨
3. 踵骨
4. 内側楔状骨
5. 立方骨

解答4,5
解説
Lisfranc関節(足根中足関節)は、3つの楔状骨(内側・中間・外側楔状骨)—立方骨—中足骨で構成する。
ちなみに、ショパール関節(横足根関節)は、踵骨—距骨—舟状骨—立方骨の間の関節のことである。
よって、4. 5.:内側楔状骨と立方骨が正しい。

 

 

 

52. 視覚伝導路に含まれるのはどれか。

1. 下垂体
2. 松果体
3. 乳頭体
4. 扁桃体
5. 外側膝状体

解答
解説
視覚伝導路は、視神経―視交叉―視索―外側膝状体―視放線―視覚野である。つまり、5. 外側膝状体が正しい。
1. 下垂体は、前葉と後葉からホルモンを分泌する。
2. 松果体の主な働きは、概日リズムを調節するホルモン、メラトニンを分泌する。
3. 乳頭体は、時空間の記憶に関連する部位である。
4. 扁桃体は、情動反応の処理と記憶をつかさどる部位である。

 

 

 

53. 外眼筋の中で動眼神経の支配ではないのはどれか。

1. 上斜筋
2. 下斜筋
3. 上直筋
4. 下直筋
5. 上眼瞼挙筋

解答
解説
動眼神経は、上直筋・下直筋・内側直筋・下斜筋を支配する。上斜筋は滑車神経、外側直筋は外転神経が支配する。動眼神経支配の上眼瞼挙筋を外眼筋に含めることもある。よって、1.上斜筋が正解となる。

 

 

 

54. 中枢神経系の模式図を示す。矢印の部位はどれか。

1. 小膠細胞
2. 樹状突起
3. 上衣細胞
4. 星状膠細胞
5. 希突起膠細胞

解答
解説
1. ×:小膠細胞は、ミクログリアとも呼ばれ、その働きは貪食作用を持ち変性したニューロンやその死骸を取り込む働きがある。問題の模式図には存在しない。
2. ×:樹状突起とは、神経細胞の一部。 神経細胞が、外部からの刺激や他の神経細胞の軸索から送り出される情報を受け取るために、細胞体から樹木の枝のように分岐した複数の突起のこと。
3. ×:上衣細胞は、星状膠細胞と似たような働きを持つ。脳室系の壁を構成するものである。
4. ×:星状膠細胞(アストロサイトとも呼ぶ)は、神経細胞の支持・栄養、血液脳関門の形成に機能する。模式図には、毛細血管とつながっているのが星状膠細胞である。
5. 〇:正しい。希突起膠細胞は、髄鞘形成のために働く。

 

 

 

55. 筋と支配神経との組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 下双子筋———閉鎖神経
2. 短内転筋———坐骨神経
3. 縫工筋————大腿神経
4. 前脛骨筋———深腓骨神経
5. 後脛骨筋———総腓骨神経

解答3,4
解説
1. ×:下双子筋は、仙骨神経叢の枝(L4~S1)である。
2. ×:短内転筋は、閉鎖神経前枝(L2~L4)である。
3. 〇:正しい。縫工筋は、大腿神経(L2,L3)である。
4. 〇:正しい。前脛骨筋は、深腓骨神経(L4~S1)である。
5. ×:後脛骨筋は、後脛骨神経(L5~S2)である。

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