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でこちゃん
大川
このホクロから生えた毛は、いいもんなのか?
でこちゃん
大川
もっとホクロについて知りたい!
でこちゃん
大川
からだのあちこちにあるホクロ。
人によって場所も大きさも違いますよね。
それぞれホクロが違うので、その人を見分ける特徴の一つにもなります。
昔のヨーロッパでは、おしゃれの一つとして、偽物のホクロを顔に付ける「付けホクロ」が流行したこともありました。
そんなホクロをこの記事では、「なぜできるか、年齢で増加、ほくろ占い」の3本立てで紹介します。
目次 非表示
なぜできる?
実は、ホクロの正体は、小さな黒いアザなのです。
医学用語では「色素性母斑」といいます。
どうしてホクロはできるのでしょうか。
ホクロは、「メラニン」と分黒い色素が集まってできたものです。
皮膚の内側には「メラノサイト」という細胞があり、そこでメラニンが作られます。
太陽の「紫外線」が多いとき肌は紫外線を防ぐために、メラノサイトでメラニンをたくさん作ります。
これが肌が黒くなる日焼けです。
このとき、メラノサイトがメラニンをたくさん作りすぎると、そこだけが目立って色が濃くなり、ぽつんとホクロができます。
メラノサイトが活発に働くと、服の下など直接日があたらない場所にも、ホクロができることがあります。
年齢で増加?
実は、生まれたての赤ちゃんには、ホクロはほとんどありません。
3~4才頃に増えて、人によって数は違いますが、大人では一人500個くらいになります。
それは、先ほども言いましたが、ほくろの原因が「紫外線」にあるからなのです。
私たちが生きていくうえでどうしても紫外線に当たってしまいます。
それが積もりに積もって、ほくろとして出ています。
ただ一つだけ注意してください。
紫外線以外にも、「病気」でホクロのように見えるイボやアザができることがあります。
例えば「ガン」でもホクロのようなものができます。
見分け方を簡単に説明します。
「非対称」・・・・・・・形が左右で非対称である。
「辺縁不整」・・・・・・ほくろと皮膚の境目があいまい、ほくろの輪郭がギザギザしている。
「色素濃淡」・・・・・・ほくろの色にむらがある。
「直径6mm以上」
「大きさや形が進行」・・・半年~1年くらいの短い期間で変化している」
つまり、他のホクロと比べて、何か一つでも様子がおかしかったら要注意です。
急に大きくなったり、出血する場合は、医者に診てもらいましょう。
余談「ホクロ占いとは?」
ホクロ占いと聞いたことがあるでしょうか?
これは人相学でも取り入れられています。
人相学(にんそうがく)とは、人の体型や動作、特に顔面の特徴から、その性格、能力、運勢などを判断する方法のことを言います。
科学的根拠はありませんが、お楽しみ程度で見てみると面白いかもしれません。
人相学でほくろは、ツヤが良く形が整っているものを「活きホクロ」と言います。
これが現れていれば、基本的には「良い人相」「良いことの前兆」の要素を持つことになります。
一方、ツヤがなく形が整っていないものは「死にホクロ」と呼ばれます。
これは、「生きホクロ」と反対の意味となります。
現れていると、ホクロが良いことを表す位置にあってもネガティブな要素になってしまいます。
その意味合いが正反対になると言えます。
現れている場所ばかりにこだわるのではなく、色や形もしっかりと見分けることが必要となります。
それでは、何個か上げてみてみましょう。
- 目頭・・・良縁に恵まれ、夫婦円満になる可能性が髙くなる。
- 鼻の横・・異性からモテる。
- 口元・・・基本的に恋愛運、金運、仕事運のバランスが良い。などなど。
私は正直、ホクロ占いというものを全く信じてはいません。
しかし、こういったことでホクロに少しでも関心を持ってもらい、
自分自身の病気予防や体調管理につながって貰えればと思っています。
ホクロから生えた毛の処理
皮膚には毛穴があり、ホクロのある部分にも毛根は存在します。
ホクロの元となってるメラニンとはどんな働きがあるのでしょう。
じつは、メラニンは、、紫外線から肌の細胞を守る働きや量によって毛髪や皮膚の色を決定づけています。
ホクロのある場所は他の部分に比べ、メラニンの生成が活発化しています。
つまり、ホクロには他の毛穴よりも太く、長い毛が生えやすくなっています。
ホクロに生えた毛は、通常の毛よりも長くて太いと心配している人もいるのではないでしょうか。
心配いりません。
ホクロは、他の部分よりも毛が生えやすく成長しやすいという条件が揃っているです。
なので、異常でも病気でも何でもありません。
至って正常なことなのです。
抜くのではなく、ハサミで切ろう!
ホクロ自体は皮膚の表面にできた良性の腫瘍です。
しかし、毛を抜いてしまうとその刺激により、良性腫瘍が悪性に変化することもあるといわれています(※諸説あり)。
抜くことで皮膚の奥まで傷つけてしまう恐れがありますので、慎重に対処したほうがよいでしょう。
気になる場合は、毛の根本からハサミでカットするのがいいでしょう。
毛が生えているホクロは安心できる。
癌と聞くと不安になられるかと思います。
逆に悪性腫瘍が発生した場合は、ホクロの毛穴自体が壊れてしまうので、毛が生えてきません。
そのため毛が生えているホクロは安心できるのです。
これまで、ホクロから毛が生えているとなんだか嫌な気持ちになっていたと思いますが、
こうやって聞くと、ありがたみを感じますね。
日本人では、皮膚ガンの大半が紫外線の影響を直接受けない部位に発生し、紫外線の関与は少ないと考えられます。
しかし、ホクロへの直接的な過度な刺激は控えた方がいいかもしれません。
まとめ
- ホクロができるのは、「紫外線」が原因。
- 病気と判断できるホクロもある。
- ホクロから毛が生えていれば安心。