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【先進医療】心不全の治療~「iPS細胞から作るハートシートとは?」2016年から保険適応

我々、人間の身体は、心臓がポンプのように動き、全身に血液を循環させることで生きています。
この心臓の大部分は、心筋という筋肉で構成されており、これが常に動き続けています。
しかし、心筋梗塞などによって心筋への血流が途絶えると、心筋が壊死状態になります。
理由は様々ですが、心臓の働きが低下して動悸や息切れ、疲労感が現われます。
これが心不全という状態です。

 

心筋は修復力が低いため、一度壊死すると元通り回復することはありません
そのため、これまで症状を遅らせるほか、心臓移植や人工心臓を用いる以外はありませんでした。

 

しかし、救世主が現れたのです!!
再生医療の分野において、この不治の病を治す画期的な治療法が生まれました。

 

iPS細胞から心筋をつくりだす「ハートシート」とは?

大阪大学のチームは、手や脚などの骨格筋は修復力が高いことに注目しました。
骨格筋の修復力が高い理由は、ダメージを受けると、筋芽細胞がサイトカインという修復を促進するたんぱく質を出して、修復するためです。
筋芽細胞を心臓へ付与すれば、「心筋」自らが修復するようになるのでは?と考えたのです。

 

つまり、患者さんの脚の筋肉から細胞を採取し、それを培養した筋芽細胞シートを作製したのです。
これを「ハートシート」と名付けたのです。

 

「ハートシート」の効果と費用

「ハートシート」を心臓に貼り付ける実験を行ったところ、心機能を回復した結果が得られました。

その治験によると、7~8割の患者が症状の改善が見られました。
さらに手術から3か月後には、ほとんどの患者が人工心臓を外し、退院までに至ったという。

 

これは、すでに薬事承認されています。
手術代、培養費などを合算して1500~2000万円ほどかかる高額治療ですが、保険適用されるため患者の負担は抑えられます。
高額医療制度を受ければ、月々約23万円に抑えられるので、手が届きそうですね!!

 

まとめ

  • 70~80%の患者の症状が改善。
  • 2016年から保険適応スタートしている。
  • 月々約23万円程度。

 

いかがだったでしょうか。
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