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【先進医療】老化を防ぐ技術「マイクロマシン」~近未来編~

老化とは人類だけでなく生物の最大の敵です。
老化によって、徐々に身体機能は低下し、さまざまな病気にかかりやすくなります。

 

そうした老化の脅威に対抗するため、世界中で老化を遅らせるための研究が行なわれているのです。
老化を遅らせる薬も研究されています。
(詳しく知りたい方はこちら「【先進医療】老化を防ぐ薬「ラパマイシン」と「メトホルミン」」)

 

その中でも、研究段階である「活性酸素を除去するマイクロマシン」について紹介していきたいと思います。

 

酸素が老化の原因物質

我々を含む地球上の動物は、食事により栄養素・呼吸により酸素を体内に取り入れて生きています。
糖質や脂質、たんぱく質からエネルギーをつくるためには、体内で栄養素を燃やす「酸化」という働きが必要なのです。

 

生きるうえで必須の酸素だが、その一方で身体にダメージを与えているのです。
酸素を消費する過程で発生した「活性酸素」が細胞を傷つけています。

 

 

とくに、偏った食事や飲酒、喫煙などの不健康な生活習慣によって、抗酸化能力が低下します。
そして、活性酸素が過剰に溜まり、酸化スピードが増していくのです。
それが老化の主因になるばかりか、脂質やたんぱく質を変性させ、脳卒中の原因になることだってあるのです。

 

そんな中で、活性酸素を除去する技術が研究されています。

 

活性酸素を除去する技術「マイクロマシンとは?」

この活性酸素を、最新の技術により除去することが可能になりました。
産業技術総合研究所(以下、産総研)が開発したのは、たんぱく質でできた「マイクロマシン」です。

 

 

マイクロマシン」は、活性酸素を除去するたんぱく質「スーパーオキシドディスムターゼ(以下、SOD)」と、薬剤と結合する「血清アルブミン」で構成されています。
そして、表面には、細胞を捕捉するための「抗体」が組み込まれています。
その抗体が活性酸素を分泌する細胞群に触れると、SOD活性酸素を除去する仕組みです。

 

実験結果によると、捕捉された細胞は、周囲の細胞に比べて70%も活性酸素の分泌量が抑えられたといいます

 

 

このマイクロマシンを使えば、老化やさまざまな疾患の原因となっている活性酸素を身体から取り除くことができるかもしれません。
またマイクロマシンを応用することも可能なのです。
マイクロマシンに結合する抗体の種類を変え、「炎症」を鎮めるマイクロマシンなどもつくることができるるでしょう。
産総研はさらにこの手法を、バイオセンサーなどの開発に応用しようとしています。

 

今後の報告が待ち遠しいですね。

 

まとめ

  • 70%も活性酸素の分泌量が抑えられる。
  • 応用すれば、「炎症」も抑えられる。
  • 老化だけでなく病気そのものにもアプローチできる。

 

 

いかがだったでしょうか。
本日は読んでくださってありがとうございました。
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