ケトン体の研究結果」という記事も書いています。
良かったら、読んでいただけるとうれしいです。

 

エネルギー生成について

我々、人類は約600万年前より誕生したと言われています。
現代にいたるまでの間、度重なる飢餓状態があったはずですよね。

 

では、どうやって、飢餓状態を乗り切ったのでしょう。
それには、エネルギー生成にヒントがありました。

 

人にはエネルギーを生成する機能が2つあります。
ミトコンドリア系」と「解糖系」です。

 

簡単に説明しますと、
「ミトコンドリア系」は、持久力があり、ほぼ無尽蔵(体内貯蔵量は約20㎏=約10万8000kcal/50日生き延びられる)

 

「解糖系」は、ハイパワーで瞬発力に優れています。(体内貯蔵量は約200~300g=約1200kcal/12~13時間ほどで枯渇する)

 

 

さらに例えると、ミトコンドリア系は「マラソン選手」、解糖系は「短距離選手」といったところです。

 

 

このミトコンドリア系が元気に働くには、「ケトン体」の力が必要不可欠なのです。
つまり、人類は、「ケトン代謝」で度重なる飢餓を乗り越えてきたのです。

 

しかし、1万年前、農耕が始まりたくさんの炭水化物が手に入るようになりました。
便利で即効性があるエネルギー源として、糖質を主体とした食生活へ移っていったのです。

 

今となっては、技術力が進み、人類の食生活は、糖質過多になりました。

 

その結果、糖質過多の生活は、人類のケトン代謝を眠らせました。

 

 

「緩やかな糖質制限」は中途半端!!

糖質制限と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
一般的には、「ダイエットに最適」だとか、「糖尿病の食事療法」などでしょう。

 

糖尿病の食事療法は、目的に応じて、1日の糖質量を50~60グラム以下にすることを目指します。
糖質制限をすることで、「ケトン体」が上昇します。

 

糖質をうまく減らすことで、効率よくケトン体を生成できます。
例えば、糖質の量を1日30gとか10g以下にすると、ケトン体は2ミリモルにも4ミリモル以上にもなるのです。
(※通常のケトン体値は、血中総ケトン体で0.028~0.12ミリモル前後)

 

ダイエットの「穏やかな糖質制限」の方法は、糖質量を1日130グラム以下にはしないとよく聞きます。
通常の生活の糖質接種は、平均で1日300グラムだそうです。
糖質過多の生活から、糖質を減らすという点では、上記のダイエット方法は意義があることでしょう。

 

しかし、その狙いが「ケトン体が出ないような糖質制限を目指す」というなら、それは間違いです。

 

「緩やかな糖質制限」は、糖質を減らすという利点があります
しかし、ケトン体の恩恵を受けられないのです。
つまり、緩やかな糖質制限は、「ミトコンドリア系」の良さが半減してしまいます。

 

もちろん目的によって、糖質制限に程度の差があってもいいでしょう。
私個人的には、ケトン体が出るレベルこそ、理想的なのであると考えています。

 

糖質代謝からケトン代謝へ

先ほどにも少し述べましたが、ケトン体は、飢餓の時のエネルギー源ともいえます。

 

ケトン体のイメージが変わり悪役ではないと感じ始めたと思います。
ケトン代謝は、いつも人体を支える縁の下の力持ちであるのです。

これからの糖質制限は、糖質代謝を「ケトン代謝」に少しでも戻すという視点で行ってもらいたいものです。

 

それはまた、人の代謝の基本に戻るということになのです。

 

これこそ、この50年間増え続ける主な疾患を根本的に治し減らすということにつながります。
予防医療につながっていくのです。

 

とはいえ、今の「糖質制限を進める」というのは、「昔の人類の食生活に戻る」という意味ではありません。
人類は、農耕を始めたおかげで穀物を手に入れ、人口の大幅な増加に成功しました。

 

穀物が悪だという認識はいけません!!

 

大切なことは、穀物や糖質については、その役割を正当に評価しながら、近年のあまりに糖質過多な食生活を見直ください。

 

最後に、その主役をケトン体が担うことは間違いないと思っています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
現代の糖質過多の生活から、少し意識してミトコンドリア系を使ってエネルギー生成をしていきましょう。
それには、ミネラルやビタミンなど栄養学が必須です。

 

しっかり勉強して生活習慣病を予防していきましょう。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

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1.糖尿病=認知症!?
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