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【先進医療】うつ病を防げ!!感情をコントロールする技術「DecNef訓練」

突然の質問ですが、「人間の心とはいったいなんでしょうか?
古くは心臓にあるともいわれ、近年では脳の電気信号が心の状態を表わしているとされています。
しかし、いまだその正体が完全に分かったわけではないのです。。。

 

しかし、その心や感情を人為的に操る技術が確立されようとしています。
それが京都にある国際電気通信基礎技術研究所(以下、ATR)が開発しました。
デコーディッドニューロフィーツドバック(以下、DecNef)法」です。
この方法は、心理物理学的手法や計算論的神経科学を融合した技術です。

 

人の感情を操作するとは、いったいどんな技術なのか?
ATRが行なった実験から説明していきたいと思います。。

 

感情操作の実験

実験方法

中等度程度の印象の人を抜粋する。

24人の被験者に対し、400人の顔写真を見せた。
その後、各顔写真に対し、好みの程度を10段階で評価させた。
(※最低は1で最高は10である。)

 

このとき、被験者は磁気共鳴機能画像法(fMRI)で脳活動を計測されている。
これが人工知能で解析され、好みの顔を見たときの脳活動のパターンが調べられる。
400人の顔写真のなかから、中程度の好みの顔が抜粋される。

※磁気共鳴機能画像法(fMRI)とは?

MRI装置のなかで、頭へごく微量の電磁波を当て、返ってきた信号を計算することで脳波の活動パターンを調べる。
脳のなかで活発に動いている部位には酸素ヘモグロビンが多く、周囲の動いていない部位に比べると強い信号を返す。
そのため、それを読み取って結果に反映ことができる方法である。

【イメージ写真】

(写真引用:公益財団法人長寿科学振興財団HPより)

 

続いて、被験者は「DecNef訓練」という段階に移る。

 

DecNef訓練の方法

400人の顔写真のなかから、中程度の好みの顔を見せられ脳活動を変化させるよう指示を受ける。
被験者たちは「画面に顔写真が提示されたら、どのような方法でもよいので自分の脳活動を変化させてください」と指示する。
その後、脳活動が変化した度合いを示す「緑の丸」が画面上に表示される。
その丸が大きければ被験者は金銭的報酬をもらうことができる。

 

 

このとき、被験者は緑の丸を「できるだけ大きくする」という指示しか受けない。
しかし、実際には好みの顔を見たときの脳活動に近い状態になるほど緑の丸が大きくなる。
つまり被験者は、知らず知らずのうちに特定の顔写真に対して、脳活動の方向を,好みの顔へ誘導させられていることになる。
この「DecNef訓練」を1日180回3日間続けたあと、再度400人の顔写真を提示する。

 

結果

すると、訓練中に見せられた顔写真に対する好みが著しく上昇したのである。
訓練により、特定の顔を好きだと認識させることに成功したのだ。

 

精神疾患を解決できる可能性。

この感情や心の動きを操る「DecNef法」は、精神疾患の治療法として期待されています。

 

うつ病やPTSDなどの患者に対し、心的外傷(トラウマ)をケアする目的で使うことができます。
例えば、交通事故に遭って自動車に対して恐怖を覚えているとしましょう。
DecNef訓練によって自動車の写真を何度も見せながら脳活動を望ましい状態に誘導すれば、自動車は怖いものではないと学習することができるのです。

 

ただし、方法を一歩間違えれば洗脳と受け取られかねません。
悪用に注意する必要がある技術だということは間違いないでしょう。

 

まとめ

  • PTSDの緩和
  • うつ病の緩和
  • 洗脳と線引きが曖昧

 

いかがだったでしょうか。
本日は読んでくださってありがとうございました。
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