私だけかもしれませんが、会ってすぐ「歩行を良くしたい」と言われても、けっこう困ってしまうんです
上記に、簡単に上げてみましたが、歩行と言っても①速度 ②姿勢 ③耐久性とそれぞれ課題が違うんです。
また、他の記事も参考にしてほしいのですが、転ぶ理由は歩行だけじゃないかもしれませんよ。
気になる人はこちら
「高齢者の転倒の理由3選」

 

今回は、それぞれ歩行の課題やアドバイスを説明したいと思います。

 

歩行スピードを上げたい。

歩行スピードを上げるにはどうすればいいと思いますか?
その前に、あんたはなぜ歩行スピードを上げたいのか?教えていただけないでしょうか。

「早く歩けるに越したことはない?」
確かにそうかもしれませんが、急いでいたら走ればいいじゃないですか(笑)
そもそも、1mを1秒、10m10秒以内で歩けたら合格なんです。
この10m10秒とは、横断歩道の信号機が青色から赤色になっても渡り切れないことを意味します。
私は、それ以上早く歩けても日常生活ではあまり苦労はしないと思います。

 

なので、ここでは、横断歩道を渡るのにギリギリの人走ると転んでしまう人を対象に書いていきたいと思います。

アドバイスなんですが、具体的に一つあげられるとすれば、歩行補助具を使ってみましょう。
歩行補助具は、杖や歩行器、シルバーカーといったものです。
歩行補助具を使用し10秒以内で歩ける場合は、その歩行補助具は効果的だと判断することができます。
最初は、歩行補助具を使用して歩く練習をこなし、だんだん補助具なしで歩く距離や頻度を増やしていくのも立派なトレーニングです。
また全身運動でもあるので、大半の筋肉を活動することができます。
杖がいいのかシルバーカーがいいのか迷っていたら、ぜひ理学療法士や医者などの専門家に相談してみることをおすすめします。
歩行補助具を使用しないで、筋トレでどうにかしたいと思う方もいるでしょう。

しかし、人の筋肉は、骨格筋だけで約400種類あります。
人それぞれ弱いところは違いますので、筋トレで一部の筋肉を鍛えていくのは少し効率が悪いかもしれません。
一応、「体を支える重要な筋肉とは?3選」という記事を書きました。
特に重要な筋肉を上げてみました。
参考にしてみてください。

 

歩行の姿勢を良くしたい。

歩行の姿勢が悪いと言われている方も様々な種類があります。

 

  1. 背中が丸まって、すり足になっているタイプ(円背・亀背)。
  2. お尻や体を左右に振りながら、歩行するタイプ(トレンデレンブルグ徴候・デュシェンヌ歩行)。
  3. 体重がかかった膝が、外側に動揺するタイプ(外側スラスト)
  4. つま先が上がらず、股関節を異常に上げて歩行するタイプ(鶏歩)
  5. 最初の一歩がなかなか前に進まず、小刻みになるタイプ(小刻み歩行)
  6. 歩いているとだんだん早くなって、止まるのが大変なタイプ(突進歩行)
  7. 麻痺があり、振り出す足が外側に大きく振り出すタイプ(ぶん回し歩行)
  8. 歩いていると、足が重くなってきて長距離歩けないタイプ(間欠的跛行)

 

などなど、もっとたくさんあります。
歩行の違いは、それぞれ原因も違います。

 

自分で調べて、自分の思った通りにやってみるのも止めはしません。
しかし、効果のないことを一生懸命やっている可能性もなきにしもあらずです・・・。

 

私は、歩行時の姿勢を治したいというのであれば、専門家に相談するのが一番だと思っています。

 

体力を上げたい。

「健康のためには歩くことが大切」「1日5000歩以上歩きなさいとよく言われています。
健康のために歩くとき、効果を得るためには、ある程度の距離を歩く必要があります。
違う記事に歩く距離を基準化しました。
(気になる人はこちら「歩く3つの利点」)
要するに、1日4000歩以上早歩きで歩いてもらいたいのです。

 

ただ、そんな距離歩けない人もいるでしょう。
そもそもその距離を歩ける人は、健康そのものじゃないか!と反論も聞こえます。

 

少し歩いただけで疲れてしまうという人は、杖など歩行補助具を使うことをおすすめします。
それで、より長い距離歩き続けられれば、筋力や心肺機能などの体力を維持しやすくなります

たとえば、過去に転倒して怪我をした経験がある人は、また転ぶことへの不安から、外出に消極的になるケースが少なくありません。
転倒」→「不安」→「活動減少」→「筋力低下」→「転倒」と悪循環に陥るのです。

 

もし杖や歩行補助具を使って楽に、安全に歩くことができれば、転倒への不安が軽減され活動の低下も防げるでしょう。
生活の質の向上にもつながるのです。

 

まとめ

歩行スピードや姿勢を良くしたいということであれば、専門家に相談することをおすすめします
体力を上げたいかたは、杖や歩行補助具を使ってみましょう。
もし杖や歩行補助具を使って楽に、安全に長い距離を歩くことができれば、まずそれを使用し練習していきます。
徐々に歩くことに慣れてくれば、杖を外していけばいいのです。

杖を使うことは「年より臭い」「格好悪い」「リハビリにならない」と抵抗を示す人もいます。
しかし、杖の使用が悪循環を抜け出すきっかけの一つになることも知っていただければと思います。

 

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