変形性膝関節症で、痛みや可動域制限があると日常生活動作に制限がかかります。
そんな中、救世主が表れたのです。
膝軟骨が再生できる夢のような技術です。
今日はそんな技術を紹介していきたいと思います。

 

そもそも変形性膝関節症とは?


高齢になると「階段の昇り降りをすると膝が痛む」「膝が痛くて正座ができない」と訴える人が多くなります。
怪我したわけではないのに、いつの間にか膝を動かすと違和感・・・。
やがてそれが痛みとして感じるようになってしまった。
こうした症状を「変形性膝関節症」といい、膝の上下の骨の間にある軟骨がすり減ったことで起こります。


膝の骨の表面は、「
軟骨」で覆われ、この軟骨があることで骨同士が直接触れ合わないようになっています。
しかし、加齢などの原因により、その軟骨が徐々にすり減ってしまい、骨同士がこすれ合って炎症を起こし、痛みとなっているのです。

 

残念ながら、大人の軟骨は、一度すり減ってしまうと二度と再生しません。
つまり、この痛みの根本的に治すのは「難しい」ということです。

 

余談「現在の変形性膝関節症の治療法」

変形性膝関節症の初期の段階であれば・・・

  • 消炎鎮痛剤の投薬
  • ヒアルロン酸などの関節注射
  • 脚上げ体操などの運動療法
  • 靴底を装着して体重がかかる位置を変える装具療法などがあります。

しかし、病状が進行しているとこれらの治療法では効果が出ないため、人工膝関節置換術などの手術が必要となります。
2~3週間の入院費も含む費用は総額で70万円ほどかかるのです。

 

ところが、これを根本的に解決する治療法が出てきました。
人間の間葉系幹細胞からつくったゲル状の人工組織を移植することで、損傷した膝の軟骨を再生させる「幹細胞治療」である。

 

体外で培養した幹細胞を関節へ移植して軟骨に変える。

もう少し補足して説明すると、
人間の間葉系幹細胞からつくったゲル状の人工組織を移植することで、損傷した膝の軟骨を再生させる「幹細胞治療」です。
※間葉系幹細胞とは、骨や脂肪などに変化する能力をもつ細胞のです。

 

正常な膝関節のなかにある滑膜から、幹細胞を取り出して培養します。
その幹細胞を変形性膝関節症の半月板に移植すると、組織に定着し軟骨が再生させるのです。

 

この方法は手術も簡単で、内視鏡の一種である関節鏡を患部に差し入れるだけなのです。
従来の人工膝関節置換術のように大きく切開する必要もなく、患者さんの体に負担が少なく行えます。
また、軟骨そのものができるため、人工膝関節のように摩耗せず耐久年数がないのです。
他にも、人工膝関節にするとどうしても関節可動域制限をきたします。
正座はあきらめた方がいいでしょう。

 

しかし、この治療法であれば、人工膝関節のデメリットが払拭されているのです。

 

この治療法はすでに実用化されており、病院で受けることができます。
ただし、保険適用外であるため、全額自己負担
費用は片膝で約150万円かかります。

 

今、大阪大学の研究チームが、2020年を目処に移植用に間葉系幹細胞のバンク化を進めています。
これが普及すればいまよりも安価になると期待されています。

 

まとめ

  • 現在、治療法を受けれる病院があるが、片膝約150万円
  • 切開が少ないので、体に負担がかかりにくい。
  • 人工膝関節のデメリットが払拭されている。

 

まだまだ間葉系幹細胞による治療法は保険適用外で高額です。
まずは膝関節の症状がひどくならないよう、日頃から気を付けることが肝要でしょう。
そのためには、痩せることや毎日膝を動かすことを心がけてくださいね。
適度なウォーキング運動を行なうようにしていきましょう。

 

いかがだったでしょうか。
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