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【先進医療】がん治療~オプジーボとは?~一部保険診療スタート!

日本では、国民の死亡原因のうち一番多いのが「悪性新生物(がん)」です。
そのうちの3割強の患者が、治療の甲斐なく命を落としています。

 

そんな中、がん治療には様々な先進医療が出てきています。
その中でもこの記事では、『オプシーボという免疫療法』について紹介します。

 

自分の免疫力でがんを破壊する新しい薬「オプジーボ(一般名-uボルマブ)」

一般的ながん治療は大きく分けると3つです。

 

  1. 外科手術
  2. 化学療法(抗がん剤使用)
  3. 放射線療法

 

従来の治療法では、それぞれ体に負担がかかりやすいものでした。

 

そんな中、近年新たに免疫療法が加わりました。
体内に入った病原体やがん細胞などの異物を除くため、人間に備わっている免疫機能を利用する治療法です。
この免疫機能を高めるための薬が、小野薬品工業が開発した「オプジーボ(一般名-uボルマブ)」というもの。

 

がんが増殖する仕組み

異常な細胞が体内の中にできると、通常であればキラー細胞という免疫細胞が、異常な細胞を攻撃します。
しかし、がん細胞は、異物として認識されることを防ぐ「免疫チェックポイント」という機能を使って攻撃から逃れているのです。

 

※免疫チェックポイントとは?
がん細胞の表面にある『PD-L1』という物質と、キラーT細胞の表面にある『PD-1』というたんぱく質が結び付くと、キラーT細胞はがんを正常な細胞だと認識して攻撃しなくなってしまう機能です。

 

がん細胞は、この機能によって、免疫系の攻撃から逃れているのである。

 

そこに着目してオプジーボは開発されました。

 

オプジーボの作用と効果(明らかな有効率2~3割)

オプジーボは、この「PD-1」に結合して、「免疫チェックポイント」を外す効果があります。
そのため、「
免疫チェックポイント阻害薬」とも呼ばれています。

 

その結果、キラ-T細胞はがん細胞を異物として認識し、攻撃するようになるのです。
さらに、がん細胞が変異しても対応できるため、従来の抗がん剤では対応できなかった「がんの再発」にも効果があります。

 

デメリット

  • 免疫系ががん細胞を認識していない場合
  • がんの進行が速くて免疫系が追い付かない場合
  • 何かしらの理由で耐性が付いてしまう場合があるのです。

その理由もあってか、明らかながんの縮小を認められた例は、2~3割程度というデータもあります。

 

保険診療外で買おうとすると1瓶100ミリグラムあたり約28万円(2018年4月)もかかる薬です。
しかし、皮膚がんの一種である悪性黒色腫(メラノーマ)、手術困難な腎細胞がん、難治性の古典的ホジキンリンパ腫、再発・遠隔転移を有する頭頸部がん、進行性・再発性の非小細胞肺がんと胃がんにおいては保険適用されます

 

また製薬各社はオプジーボに次ぐ免疫薬を次々に開発し、低価格化が進むと期待されているのです。

 

まとめ

  • 1瓶100ミリグラムあたり約28万円(2018年4月) ※低価格化が期待できる。
  • 肺がんの一種、非小細胞がんでは5年生存率が抗がん剤の約2倍
  • 再発予防にも効果がある。

 

いかがだったでしょうか。
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