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【一般向け】嘘見抜け!!医療・健康本を買うときの注意点3選!!

大川

本屋に行くと、必ず見るのが医療・健康本です。
中には、誇大表現もあるわけです。
「○○が治りたいなら××しなさい」みたいな・・・?

でこちゃん

大川

そうです。
一概に全部間違いとは言いにくいですが・・・。
少しでも正確な情報をつかみたいな。

でこちゃん

大川

そうですよね。
以下の3点だけ注意して買ってください!
①監修と著者の違い ②著者の資格 ③著者の雰囲気 
おお!
詳しく教えてくれ!

でこちゃん

著者と監修の違いを見極めろ!!

 書籍の背や奥付、表紙には多くの場合、人名が掲載されています。そこに小さく、「著」や「監修」などという文字を見つけたことはありませんか?必ず、一番目立つ名前の持ち主が「著者」なのか「監修者」なのかが、はっきり記されているはずです。

著者の説明

著者とはどういった人のことを言うのでしょうか?

「本の執筆をした人」と言う意味なのですが、監修を説明するには、もう少し筆者について詳しく説明する必要があります。

MEMO
 多くの本は、編集者(会社)から著者に依頼を受けます。「こういうテーマで本を製作したく考えており、つきましてはあなた様にお原稿を書いてほしい」という依頼です。それに著者は依頼を受け、締め切り期間内に決められた文字数でテーマについて執筆します。

 仕上がった「お原稿」を担当の編集者が読み、いろいろと確認します。そして著者さん自身に指摘を伝え、修正をお願いします。そのやりとりを数回繰り返し、いろいろな工程を経て、著者さんの本ができあがる、というわけなのです。

大川

つまり原稿の修正ができるのは、著者だけなのです。
なるほど!!
では、監修とはどういった意味なんだ?

でこちゃん

「監修」「監修者」の説明

「監修」とは、どういった人のことを言うのでしょうか?

著述・編集などを監督する人のことです。

 

MEMO
まだイメージしにくいと思うので、具体的に例を上げてみました。
以下は、監修システムを利用した場合の本の作り方です。

  • 編集者がICレコーダーなどで監修者にインタビューする。
  • そのインタビュー内容を編集者などが文字起こし・本化する。
  • (編集者が書いた)原稿を監修者がチェック・肉付けする。

つまり、監修システムを利用すると、監修者はインタビューを受け、出来上がった本のチェック・修正をすればいいのです。

 

結局、著者と何が違うんだ???

でこちゃん

大川

実際に、執筆をしているのが著者。
出来上がったものをチェック・肉付けをしているのが監修者となります。
なるほど!!

でこちゃん

監修のメリット!!

 監修のシステムを使うことで、忙しくって時間があまりない人や、知識はあるけど文章はうまく書けない人には有効な手段となるわけです。しかも、出版社は時間をかけず本を作り上げることができるのでコスト削減になります。

デメリットも・・・

 ICレコーダーでインタビューをしたものをそのまま一字一句、文字にするわけではありません。監修者がチェックをしていますが、本人が語っているのかのような口ぶりで書かれた本も、編集者が「ご本人ならこんな風に書くのではないか」とイメージして書いているわけなのです。

大川

私は、この「監修」システムを医療や健康本に使うべきではないと思います。
注意
 「監修」のシステムは、フィクションのミステリー小説で使う分にはメリットがあるでしょう。ストーリーを作家さんに任せ、言語化は言葉のプロの編集者に任せ、最終的に素晴らしい物語が生まれるのであれば、それが読者にとっては一番いいですもんね。

 

 ですが、医療や健康というジャンルは別世界です。医者の一言は非常に重たいです。「その人の人生を大きく揺るがしてしまう」そんなことも普通に起こりえるのです。芸能人でも、民間療法を信じ乳がんで亡くなった人もたくさんいます。(助かった命かもしれません・・・)

 ひどい話をすれば、医者の「これをすれば治る可能性がある・・・」を編集者が利益目的で「必ず治る!」と書き換えているかもしれないのです。執筆に時間をかけられず忙しい医者が、編集者が文字起こしを一字一句チェックできるとは思えません。なので、読者の立場になることが多いであろう皆様には、「著者」と「監修者」の違いは知っておいて欲しいのです。

 

なるほどなーー!
今度意識して表紙とか奥付とか見てみるか!

でこちゃん

余談「○○推薦!!」

 「○○推薦!!」と帯にでかでかと書かれている本もありますね。お分かりだと思いますが、推薦しているだけで、書いている人は全くの素人の可能性もあります。TwitterなどのSNSで「いいね」を押しただけなのに、でかでかと「○○が期待!!話題の××」なんて書かれるのです。買う前に奥付(書物の終わりにある、著者名・発行者(所)名・発行年月日・定価などを印刷した箇所。)をしっかり見るクセをつけましょう。

 なぜここまで大切かというと、やはりICレコーダーで音声を録音したとはいえ、どうしても編集者の言葉に変えられてしまいます。「完治する可能性がある」と医者が言ったら、編集者は「完治する」とそこだけ切り取ってしまうのです。

著者の資格を見極めろ!!

著者を見たら、次は著者の資格や肩書きを見てみましょう。怪しい民間資格・肩書きを持っていないか?これが簡単に見破れるポイントです。

資格には3種類あります。国家資格・公的資格・民間資格の3種類です。

国家資格とは、国が認めた資格のことです。
具体的には、資格試験そのものが「法によって定められているもの」です。例えば、医師、薬剤師、弁護士、保育士、看護師、あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師、理学療法士、作業療法士がこれに当たります。

 

公的資格とは、民間団体や公益法人が実施し、文字科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格です。
いわゆる「省庁のお墨付き」の民間資格や検定のことです。例えば、簿記検定、介護職員初任者研修、介護支援専門員(ケアマネージャー)、福祉住環境コーディネーターがこれに当たります。

 

そして最後に、民間資格。
民間資格とは、法的根拠によらない資格試験、検定がこれにあたります。
民間の団体や企業が試験を行なって認定する資格のことで、特に共通するルールはありません。国家資格とは異なり、法律の規定などがないため、社会のニーズに合わせて自由に対応できるのが強みです。例えば、TOEIC、診療報酬事務能力試験などがこれに当たります。

 

民間資格は個人でも作ることができます。「チョコレート検定」や「コロッケ検定」など、独自の内容を盛込んだ個性的な資格も数多くあります。その数は3000種類近くとも言われています。

(※参考サイト:知らないと損をする職業訓練)

つまり、民間資格は自由に作り言っていいのです。
肩書きも同様です。例えば、「○○評論家」という肩書きは、特に資格は必要ないです。誰でも名乗れるのです。さらに、整体師・整体士・整体療法士・エステティシャンも同様に誰でも名乗れます。

最近は、整体師・整体士・整体療法士・エステティシャンでも、奥付などの人名にはそれっぽく書かれています。いろいろな肩書きをずらずらと並べているのは、少しでも「すごい人」と思われたいからかもしれません。一概に、その人たちの書籍はすべて悪いとは言えませんが・・・。

 

やはり、一番いいのは、国家資格を有していることです。国家試験を合格しているものは、持っている知識や技に国の保証がついています。言葉一つでも、しっかり定義にのっとり使われていることが多いのです。これから、自分の健康を預けていく医療・健康本の著者をしっかり見極めましょう。

 

著者の雰囲気を見極めろ!!

著者をYouTubeで調べよう!現代、本を出す前に必ずと言っていいほどテレビに出演しています。テレビである程度、知名度が上がったら、「本を出す」という流れになっていることが多いです。

 

実際に、持っている本の著者をYouTubeで調べてみましょう。きっとNHKや世界一受けたい授業、たけしの家庭の医学などに出ていることでしょう。しゃべり方や動作、他の出演者の反応はどうか?気にしてみてみてください。「林修の今でしょ講座」に出ていたら、チャンスです。林修さんが、鋭い質問をどんどんしています。そんなとき自信を持って返答できているか?見てみてください。

さらに、紹介VTRに、宗教的な健康サロンで運動を提供していないか?自分の健康を預けられる存在なのか?を自分の納得する形で見てみてくださいね。あなたの健康は、あなたしか守れないのです。
ちなみに、テレビも編集された後の情報です。テレビに出ている人は、編集の力で「すごい人」に見せていることも忘れないでくださいね。

 

余談「金持ちは長生き??」

「金持ちは、長生きである」と聞いたことはないでしょうか?
海外のさまざまなニュースを紹介する「MailOnline」に「所得と寿命の関係」に関するコラムが掲載されています。米国の低所得層の平均寿命は、高所得層の平均寿命よりもかなりの開きがあることが最新の研究で明らかになったといいます。
 でも、ちょっと待ってください。高所得はただ単純に、医療にかけられるお金が豊富にあります。ちなみに、病院をタダにし、病院に行くことを義務化すれば、寿命の差はなくなるでしょう。
 つまり、金持ちが長生きなのではなく、病院に定期的に通い治療を受けている人が長生きなのです。

まとめ

  • 監修と著者の違い
  • 著者の資格
  • 著者の雰囲気

現在、誰もが情報の受信だけでなく、発信もできる時代になりました。TVなどメディアを発信している人は、当然医療や健康の知識はありません。その専門家ではない一般の人が、視聴率がとれるよう編集して情報を発信しているのです。では、どのように情報に接するべきでしょうか。


自分である程度、正しい情報かどうかを判断できるようにすることが重要ですが、医療や健康は日々進歩していきます。そのため、発信している人が信用できるか?それをしっかり見極めることが大切なのです。できるだけ、編集されていない著者の生の声が聞こえるように意識しましょう。

 

大川

最後に、「それって因果関係なの?」と問いかけるクセをつけてください。
分かった!!!

でこちゃん

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