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【先進医療】花粉症の治療~お米が救う?~2020年実用化予定

日本で、4人に1人が発症している国民病ともいうべき疾患が、花粉症です。

 

とくに春先にスギ花粉が飛散する季節になると、くしゃみや涙が止まらず苦しむ人が多いことでしょう。
マスクやゴーグルの着用で防御したり、薬の服用で乗り切ったりするものの、根本的な解決には至っていないのが現状ですね。
そこに救世主が表れたのです。

 

そもそも花粉症とは??

花粉症とは、身体が花粉を有害だとみなして排除しようとすることが原因で起こります。

 

花粉が、鼻など気道の粘膜に侵入すると、免疫細胞が花粉を侵入者と認識します。
人間は、花粉の抗原(アレルゲン)に対抗する物質「IgE抗体」を生成し、粘膜にあるマスト細胞の表面に付きます。
その後、再び花粉が侵入し「IgE抗体」と結合すると、排除しようとヒスタミンなどの化学物質を分泌し、
くしゃみなどの「
アレルギー反応」が起こるという仕組みです。

 

つまり、花粉症はアレルギーの一つなのです。

 

実は、花粉症を解決する治療がすでに実用化されています。
それは、花粉エキスを毎日少量ずつ摂取して身体を花粉に慣らす「舌下免疫療法

 

やり方は簡単です。
花粉のエキスを1日1回舌の裏側に垂らし、2分間馴染ませて飲み込むだけなんです。
費用は1か月2000円程度であり、3割負担の健康保険も適用されます。

ただし、デメリットとして、最低でも2年間は続けなければならないこと
また効果が出るのに、2~3か月かかるため、春にいきなり治らないのです。

 

そこで、別の新技術に注目が集まってきています。

 

お米で花粉症が治る??

なんと花粉症を改善する米を食べるという治療法です。

 

その名も「スギ花粉米」という。
花粉症を治す魔法のような米は、農業·食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発しました。

仕組み

改変したスギ花粉の抗原構造を変え、それを稲に組み込みます。
その稲から作られる米の中に、抗原が含まれたペプチドが生成されるという仕組みになります。

※ペプチドとは、胃で消化されず腸まで届くたんぱく質です。
これを食べると、抗原を効率的に摂取ができるのです。
(腸が人体のなかでも最大の免疫器官と呼ばれています。)

その結果、摂取できる抗原の量は、なんと舌下免疫療法の約1万倍にも当たります。
さらに副作用もなし。
まさに夢の治療薬ならぬ夢の健康食品といっていいでしょう。

 

このスギ花粉米、当初は食品として開発されていました。
しかし、厚生労働省が医薬品として認定したことから、商品として販売されるようになるには、数度の治験を経なければならなくなったのです。
報道によると、スギ花粉米は2020年に実用化される見通しとのことです。
日本の医療の法律が、一番医療の発展を止めている要因な気が・・・(笑)

 

まとめ

  • パックご飯を食べるだけ。
  • 有効な成分の摂取量が舌下免疫療法の1万倍。
  • 2020年に実用化予定

 

いかがだったでしょうか。
実用化が待ち遠しいですね。

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